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深刻度9.2のPHP脆弱性「PHP2Shell」、OpenAIが影響確認ツール公開

 Webサイトの多くを支えるPHPで、認証なしにサーバー上でコードを実行される恐れのある脆弱性「PHP2Shell」が見つかり、PHPプロジェクトが予定を前倒しして修正版をリリースした。OpenAIは10月21日、Webサイトがこの脆弱性の影響を受けるかどうかを確認できるツール「PHP Version Checker」を、Apache License 2.0のもとGitHubで公開した。

 PHP2Shell(共通脆弱性識別子: CVE-2026-109618/CVE-2026-109619)は10月21日に公表されたもので、修正版より前のPHP 5.4以降を実行するWebサーバーが影響を受ける。この脆弱性は、米Wizの研究チームであるWiz Researchが、「Gemini 4 Argon」や「GPT-5.6 Sol」などを活用した調査で発見した。リモートコード実行を可能にするもので、CVSS 4.0において深刻度は9.2と評価された。影響範囲は広く、多くのサービスが一時停止する事態となっている。

 OpenAIが公開したPHP Version Checkerは、Node.jsだけで動作する。URLを指定するとHTTPレスポンスヘッダーからPHPのバージョンを読み取り、修正版より前のバージョンかどうかを判定する。ローカル環境のPHPを調べることもできるほか、Codex向けのスキルとしても提供される。

 ただし、同ツールはバージョン番号を比較するだけで、修正の適用そのものは検証しない。また、HTTPレスポンスヘッダーでバージョンを公開していないサイトは判定できないとしている。