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Arc B390搭載で35B級LLMが動くSBC「LattePanda Sigma 2」
2026年10月22日 23:00
Panther Lake世代のCore Ultra X7 358Hを搭載した超強力なシングルボードが登場した。LattePandaは10月22日(中国時間)、x86シングルボードコンピュータ「LattePanda Sigma 2」を発表した。11月中旬までの予約販売期間中は2,599ドル(約41万2,000円、1ドル=約158円換算)で、予約販売期間終了後は2,799ドル(約44万4,000円)となる。
LattePanda Sigma 2は、フットプリントがわずか146×102mmのシングルボードコンピュータ(SBC。なお、同社はシングルボードサーバーと呼称)。ローカルAIの処理能力を製品やシステムに直接組み込むことを想定している。CPU、GPU、NPUを合わせて最大180TOPS(INT8)のAI性能を持ち、自律移動ロボットや画像処理システム、計測機器、データを社内に置いたまま運用するAIアプライアンスなどの用途を見込む。
メモリはLPDDR5X-8533で、容量は最大64GB。そのうち最大59GBをVRAMとしてAI処理に割り当てられる。大容量の35B級の量子化MoEモデルと、長いコンテキストを扱うAIエージェントに必要なKVキャッシュを収められる。メモリ帯域は136.5GB/sで、INT4量子化とOpenVINOの組み合わせで「Qwen3.6-35B-A3B」を約30tok/sで実行できるという。また、処理能力が不足する場合は、M.2、OCuLink(PCIe 4.0 x2)、Thunderbolt 4経由でAIアクセラレータを増設できる。
さらに、マイコンのRP2350を搭載し、GPIOを通じてセンサーやアクチュエータをリアルタイムに制御できる。なお、RP2350にはMicroPythonのファームウェアがプリインストールされている。3年以上の製品ライフサイクルを保証するほか、起動ロゴやBIOSのカスタマイズ、製品への組み込み案件に対するエンジニアリングサポートも提供する。
OSはWindows 11およびUbuntu 24.04以降をサポート。ソフトウェア面ではOpenVINO、llama.cpp、Ollamaに対応する。オンボードのSSDにはUbuntu、GPUおよびNPUのドライバ、OpenVINO Model Server(OVMS)、OpenClaw、ローカルAIモデルがプリインストールされ、AI展開時のセットアップの手間を減らせるとしている。
主な仕様は、CPUがCore Ultra X7 358H、メモリが最大64GB。ストレージおよび拡張用としてM.2 4基(うち3基がM-Key、1基がE-Key)を備える。インターフェイスは、Thunderbolt 4 2基、USB 3.2 Gen 2 2基、USB 2.0 2基、HDMI 2.1、eDP 1.5、10Gigabit Ethernet 2基、OCuLinkなどを装備する。


















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