この小ささが欲しかった。ミニタワーになったクリエイター向けPC「DAIV KM」

「DAIV KM」シリーズ

　マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド“DAIV”初となるミニタワー型のモデル「DAIV KM」シリーズ7機種を発売した。価格は20万9,800円からとなっている。

　さまざまな場所や場面で快適に使いたいというクリエイターからの多くの声に応える形で開発された製品。フルタワーのデザインや設計思想を引き継ぎながら体積を33%小型化。電源ボタンやUSB端子といったインターフェイス類は本体上部に配置し、利便性を確保しつつ、ホコリの侵入を防ぐスライド式カバーも備える。

　また、熱せられた空気をケース背面/上部から排出する、コンパクトサイズで効率的なエアフローを実現する設計を採用。さらに輸送時や長時間利用におけるビデオカードの脱落や歪みを防ぐサポートバー、工具不要で取り外して水洗いが可能な底面フィルタなどを備える。

従来とのサイズ比較

内部エアフロー

交換可能なフィルタ

上部インターフェイスはホコリの侵入を防ぐスライド式カバーを搭載

　構成例としてNVIDIA Studio認定の「DAIV KM-I7G7T」は、CPUにCore Ultra 7 265、メモリ32GB、Intel B860チップセット、ストレージに2TB NVMe SSD、ビデオカードにGeForce RTX 5070 Ti(16GB)、OSにWindows 11 Home、240mmラジエータ簡易水冷、850W 80PLUS Gold電源を搭載し、価格は41万9,800円。

　空きベイは3.5/2.5インチシャドウ、スリム光学ドライブ。インターフェイスはThunderbolt 4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 1 9基、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5、音声入出力などを搭載する。

　本体サイズは215×465～480×380～381mm、重量は約11.7kg。