左右分割型の自作キーボードキット「Gravity36 v2」

　GreenEchoes Studioは、左右分割型キーボードキット「Gravity36 v2」をオンラインストアのGreenkeys Shopで28日18時より販売開始する。価格ははんだ付け不要の通常版が1万6,400円、必要なチャレンジキットが1万3,400円。出荷は6月中旬を予定している。

　Gravity36 v2は、左右合計で36キーの分割型キーボード。2月に「Gravity36」を発売したが、その内容を刷新。販売開始から現在に至るまで購入者の8割ははんだ付け済みキットを購入していたことから、マイコンハンダ付けが必要なキットを廃止し完成済みキットを標準とした。一方で、ソケットやダイオードなど一部パーツのはんだ付けに挑戦できるチャレンジキットを新設した。

　また、3度の傾斜により打鍵性をアップさせたほか、親指で押す頻度が高いキーの位置に個人差があるというフィードバックをもとに、多様なニーズに対応すべく1uサイズの凸形状キーキャップを同梱した。さらに、ポップなデザインからシックな外観へとアップデートするために、キーキャップはブラックベースでカラフルな昇華印刷パターンへとアップデートした。

　このほか、今後リリース予定の40%と30%レイアウトのスイッチが可能なDIYキーボードキット「Gravity45」との互換性を意識し、MODキー(Ctrl/Shift)などのデザインを追加。サードパーティー製ケースも登場したという。

　なお、キットにはキーキャップと基板、ケースなどが含まれるが、別途36個のCherry MX互換キースイッチなどをユーザーが購入し、自ら組み付ける必要がある。4極オーディオケーブル(TRRSケーブル)により左右分割型として利用できるほか、左右に1つずつマイコンを搭載し、それぞれを片手18キーのマクロパッドとしても利用できる。PCとの接続はUSB Type-C。