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富士通、14型で遂に634gを達成した世界最軽量ノート「FMV Zero」など
2024年10月15日 11:00
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、ノートPC「FMV LIFEBOOK UH」シリーズの2024年冬モデルとして、14型モバイルノート「FMV Zero」、「UH-X/J3」、「UH90/J3」を発表した。
UHシリーズは、場所や時間にとらわれないモバイルノートを目指し、長時間駆動や高性能にも妥協せず軽量化したシリーズ。軽量なだけでなく、MIL規格準拠の堅牢性も備える。2024年冬モデルでは、CPUにCore Ultraを搭載するほか、Wi-Fi 7にも対応する。
いずれもNPU搭載でAIに対応し、AIノイズキャンセリングやAIメイクアップアプリ「Umore」、AIキャプチャアプリ「Quick Capture」などのAIアプリもサポート。
2024年冬モデルから各AIアプリはアップデートされており、AIノイズキャンセリングに話者識別機能が追加されたほか、UmoreはWindows Studio Effectと連携し、Quick Captureは重複した不要なキャプチャ画像を自動で削除する機能が加わっている。
FMV Zero
FMV Zeroは、重量634gを達成した世界最軽量の14型モバイルノート。WEB MART限定のカスタムメイドモデルで「WU5/J3」と「WU4/J3」の2機種を用意する。10月15日に受注開始し、WU5/J3は11月中旬、WU4/J3は10月下旬に発売する。
同社はこれまで軽さと堅牢性をテーマにPCをブラッシュアップし続けており、2020年に634gの13.3型モバイルノート「UH-X/E3」、2023年には689gの14型モバイルノート「UH-X/H1」を発表している。
しかし、同社はサイズアップによる重量増加に満足していなかったといい、ヒートパイプの短縮や、クリック中継ボード面積および保護シート面積の削減などを通じて各部品を徹底的に軽量化し、FMV Zeroとして遂に14型で634gを達成したという。
CPUは、WU5/J3がCore Ultra 5 125U/7 155U、WU4/J3がCore Ultra 5 125H/7 155Hを採用する。主な仕様は、8/16/32/64GBメモリ、約256GB/512GB/1TB/2TB SSD、Windows 11 Home/Proなどを搭載する。
カラーはピクトブラックを用意し、重量はWU5/J3が約634～639g、WU4/J3が約888g。
UH-X/J3
UH-X/J3は、CPUにCore Ultra 7 155U、ディスプレイに14型WUXGA(1,920×1,200ドット)非光沢液晶を搭載した軽量モデルのモバイルノート。前モデルより14gの軽量化を実現している。18日に発売し、実売予想価格は27万円強の見込み。
主な仕様は、16GBメモリ、約512GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、Windows 11 Proなどを搭載する。インターフェイスは、USB 3.2 Gen 2 Type-C 2基、USB 3.2 Gen 1 2基、HDMI、Wi-Fi 7、Gigabit Ethernet、Bluetooth、約207万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。
本体サイズは308.8×209×15.8～17.3mm、重量は約675g。バッテリ駆動時間は約6時間。
UH90/J3
UH90/J3は、CPUにCore Ultra 7 155H、ディスプレイに14型WUXGA(1,920×1,200ドット)非光沢液晶を搭載したモバイルノート。18日に発売し、実売予想価格は27万円強の見込み。
軽量化だけでなく長時間駆動も目指したモデルで、バッテリ駆動時間は約11.5時間となっている。デュアルファンも搭載し、性能も妥協しないバランスの良いモデルを謳っている。
主な仕様は、16GBメモリ、約512GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、Windows 11 Homeなどを搭載する。インターフェイスは、Thunderbolt 4 2基、USB 3.2 Gen 1 2基、HDMI、Wi-Fi 7、Bluetooth、約207万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。
カラーはピクトブラック、シルバーホワイト、フロストグレーの3色を用意する。本体サイズは308.8×209×15.8～17.3mm、重量は約848～858g。
同社は、UH90/J3ベースのカスタムメイドモデル「WU2/J3」も10月15日に受注開始し、10月下旬に発売する。
