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レノボ、アスペクト比16:10で背面排気デザイン採用の新型「ThinkPad」14機種

関根慎一

2024年3月26日 16:10

ThinkPad X1 Carbon Gen 12

　レノボ・ジャパン合同会社は26日、ThinkPadの新製品14機種を発表し、同日より順次発売する。

　新製品はノートPCが10機種、2in1が4機種。着脱式2in1の「X12 Detachable Gen 2」を除いたすべての機種にアスペクト比16:10の狭額縁モニターを搭載し、背面排気デザインを採用。キーボードはファンクションキーの機能を最適化したほかCtrlキーとFnキーの標準位置を入れ替えている。購入時のカスタマイズ対応。

ThinkPad X1 Carbon Gen 12

　クリックパッドを大型化した14型フラグシップノート。カスタマイズにより感圧クリックパッドや800万画素MIPIカメラが選択可能。実売価格は33万3,300円から。

　構成例はCore Ultra 7 165U vPro、メモリ64GB、2TB SSDなど。ディスプレイは2.8K(2,880×1,800ドット)OLEDもしくはWUXGA(1,920×1,200ドット)液晶。OSはWindows 11 Pro。

　インターフェイスはThunderbolt 4×2、USB 3.0×2、HDMI、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、4G LTE/5G Sub-6、音声入出力など。

　本体サイズは約312.8×214.75×14.96mm、重量は約1.08kgから。

ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9

　アルミニウム筐体を採用した2in1モデルの14型フラグシップ。ThinkPad X1 Carbon Gen 12と同様にカスタマイズで800万画素MIPIカメラが選択できる。実売価格は37万1,800円から。

　選択可能な構成やインターフェイスはThinkPad X1 Carbon Gen 12とほぼ同等。本体サイズは約312.8×217.65×15.49mm、重量は約1.35kgから。

ThinkPad T14s Gen 5/T14 Gen 5/T16 Gen 3

ThinkPad T14s Gen 5

　「ThinkPad T14s Gen 5」は58Whrのバッテリを内蔵、「ThinkPad T14 Gen 5」は有線LAN(RJ-45)を装備。「ThinkPad T16 Gen 3」は16型ディスプレイ搭載。後者2機種はカスタマイズで大容量バッテリを選択した場合はユーザー側でバッテリ交換が可能。

　実売価格は順に27万6,100円から、24万6,400円、27万8,300円から。

　構成やインターフェイスは上位モデルのX1 Carbon Gen 12とほぼ同等だが、内蔵カメラは500万画素のみとなっている。またThinkPad T16 Gen 3では、WQUXGA(3,840×2,400ドット)OLEDも選択できる。

　本体サイズと重量は、T14s Gen 5が約313.6×219.4×16.9mm/1.24kgから、T14 Gen 5が約315.9×223.7×17.7mm/1.3kgから、T16 Gen 3が約359.7×250.8×19.64mm/1.63kgから。

ThinkPad T16 Gen 3

ThinkPad X13 Gen 5/X13 2-in-1 Gen 5

ThinkPad X13 Gen 5

　いずれも13.3型モニター搭載。X13シリーズとしては「TrackPoint Quick Menu」に新対応。実売価格はどちらも29万9,200円から。

　構成やインターフェイスはX1 Carbon Gen 12とほぼ同等だが、2in1モデルは5G通信に非対応。

　本体サイズと重量は、「ThinkPad X13 Gen 5」が約301.7×214.8×16mm/1.12kgから、「ThinkPad X13 2-in-1 Gen 5」が約301.7×214.6×16.4mm/1.2kgから。

ThinkPad X12 Detachable Gen 2

　ディスプレイ部が着脱式の12.3型2in1。実売価格は後日公開予定としている。

　ディスプレイはフルHD(1,920×1,280)ドットのIPS液晶。構成例はCore Ultra 7 164U vPro、メモリ32GB、1TB SSDなど。インターフェイスはThunderbolt 4、USB 3.1 Type-C、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、4G LTE、音声入出力など。

　キーボード装着時の本体サイズは約283.3×217.8×14.5mm、重量は約1.1kgから。