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ASUS、138Hz駆動の41.5型有機ELゲーミングモニター

関根慎一

2022年11月14日 10:55

　ASUSは、41.5型有機ELモニター「ROG Swift OLED PG42UQ」および270Hz駆動の27型モニター「ROG Strix XG27AQM」を発表した。価格はオープン。発売時期は、前者が11月25日、後者が11月18日。

ROG Swift OLED PG42UQ

　138Hz駆動の4K(3,840×2,160ドット)OLEDモニター。41.5型の有機ELゲーミングモニターは世界初としている。応答速度は0.1ms(GTG)でHDR10対応。内蔵ヒートシンクは従来のROG製品よりも表面積を拡大しており、ヒートシンク非搭載のモデルと比べて冷却性能が約8%向上。有機ELの寿命向上を図っている。

　機能面では、画面上で明るい色の面積が大きくなった際に動的に輝度を下げる「輝度均一化」、OSDでレティクルやタイマー表示のほか部分拡大などを行なう「Gameplus」、プレイするゲームジャンルごとにプリセットを切り替えられる「Gamevisual」、フリッカーフリー、ブルーライト軽減などを搭載する。G-SYNC/Adaptive-Sync対応。

　主な仕様は、最大表示色が約10億7,370万色、コントラストが135,000:1(HDR有効時150万:1)、最大輝度は450cd/平方m、色域はDCI-P3 98%、sRGB 133%、色精度は⊿E＜2、視野角は上下/左右178度。

　インターフェイスはDisplayPort 1.4、HDMI 2.0×2、HDMI 2.1×2。本体サイズは932.08×611.3×255.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約14.77kg。VESA対応。

【おわびと訂正】初出時にタイトルで「ROG Swift OLED PG42UQ」のインチ数を誤っておりました。おわびして訂正させていただきます。

ROG Strix XG27AQM

　ROG Strix XG27AQMはオーバークロック時270Hz駆動の27型WQHD(2,560x1,440ドット)液晶モニター。パネルはIPS。ASUS独自のモーションブラー低減技術「Extreme Low Motion Blur Sync」(ELMB)を搭載しており、Adaptive-Syncと併用することで高速な映像の視認性と安定したフレームレートを両立したという。

　ゲーム向け機能としては、画面上の暗いエリアを明るく補正しそのほかの部分も最適な明るさに調整する「Dynamic Shadow Boost」、Gameplus、Gamevisual、フリッカーフリー、ブルーライト低減などを備えた。Display HDR 400に準拠しており、利用シーンによってHDR設定を切り替えられる「マルチHDRモード」を搭載している。

　主な仕様は、中間色応答速度が0.5ms、最大表示色が約1,670万色、コントラストが1,000:1、最大輝度は350cd/平方m、色域はDCI-P3 97%、sRGB 150%、視野角は上下/左右178度。角度調整は上20度～下5度、左右25度。高さは100mmの範囲で調整可能。右回り90度のピボットにも対応する。

　インターフェイスはDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2。本体サイズは614×408～508×255mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.6kg。VESA対応。