MSI、300Hz表示可能なゲーミングノートなど3機種を投入。GeForce RTX 30シリーズ搭載

GS66 Stealth

　エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、13日に発表されたノートパソコン向けGeForce RTX 30シリーズを搭載するゲーミングノートとして、「GS66 Stealth」、「GP66 Leopard」、「GE76 Raider」の3機種を28日より順次発売する。価格はオープンプライス。

GS66 Stealth

　GS66 Stealthはノートパソコン向けで最上位のGeForce RTX 3080を搭載しながら、厚み19.8mm、重量2.1kgの薄型・軽量筐体を実現。冷却機構は薄型ゲーミングノートでは最大規模を謳う「Cooler Boost TRINITY+」を採用し、3基のファンや7本のヒートパイプで強力に冷却を行なう。

　3モデルを用意し、上位の「GS66-10UH-001JP」は、Core i9-10980HK/GeForce RTX 3080/4K(3,840×2,160ドット)液晶の構成で価格は45万円前後。

　中位の「GS66-10UH-002JP」は、Core i7-10870H/GeForce RTX 3080/フルHD(1,920×1,080ドット)/300Hz液晶の構成。執筆時点では価格未定。

　下位の「GS66-10UG-003JP」は、Core i7-10870H/GeForce RTX 3070/フルHD/300Hz液晶の構成で31万円前後となる。

　ディスプレイは上記のとおり、4KとフルHDの2種類で、フルHDモデルのほうはリフレッシュレート300Hzと非常に高速なものになっている。

　また、キーボードはイルミネーション設定を備えた「Per-Key RGBゲーミングキーボード」や、Killer Ethernet E3100Xチップが提供する2.5Gbpsの有線LANでは、Killer Control Centerによってゲームに最適なネットワーク帯域の制御が可能。さらに、無線LANは6GHz帯を利用できるWi-Fi 6Eが使われているなど、高機能を誇る。

GP66 Leopard

GP66 Leopard

　「GP66 Leopard」は15.6型のゲーミングノートで、GPUはGeForce RTX 3070のみ。Core i7-10870H搭載の「GP66-10UG-042JP」または同10750H搭載の「GP66-10UG-096JP」の2モデルが用意されており、価格は前者が27万円前後、後者は26万円前後。

　両モデルとも144Hz表示対応のフルHD液晶ディスプレイを採用し、16GBのメモリや1TB/512GBのSSDを搭載。デスクトップパソコン並みの性能を備えたハイエンド構成ながら、今回の発表された製品のなかでは価格を抑えつつ、コストパフォーマンスを高めた製品とする。

GE76 Raider

GE76 Raider

　「GE76 Raider」は17.3型を採用した同社ゲーミングノートのなかでも最高峰の製品となっており、GeForce RTX 3080搭載で4Kの「GE76-10UH-003JP」と、同3070搭載でフルHD/300Hz表示対応の「GE76-10UG-002JP」の2モデルをラインナップし、それぞれCPUにCore i9-10980HKを採用。発売日と価格は未定。

　GE76 Raider用に設計された大型冷却機構の「Cooler Boost 5」を装備しており、ハイエンドのGeForce RTX 3080でも長時間の安定した動作を実現する。また、ほかのモデルと違い、207万画素/フルHD画質のWebカメラを内蔵しており、動画配信などに最適としている。このほか、Killer Ethernet E3100Xの2.5Gbps LANやWi-Fi 6Eをサポート。