ASUS、世界初の6GHz帯を利用するWi-Fi 6E対応ルーター

ROG RAPTURE GT-AXE11000

　ASUSは9月2日(台湾時間)、世界初を謳うWi-Fi 6E対応ゲーミングルーター「ROG RAPTURE GT-AXE11000」を発表した。

　Wi-Fi 6Eでは新たに割り当てられた6GHz帯を利用し、80MHz帯域幅では14チャンネル、160MHz帯域幅では7チャンネルが利用可能となっている。従来の2.4GHzおよび5GHz帯と比較し低遅延を実現するとしている。

　また、有線LAN側は2.5Gigabit Ethernetに対応。独自の「GameBoost QoS」により、ほかのクライアントよりパケットを優先させることができるとしている。WANポートも2基備えており、IEEE 802.3ad互換モデムを利用すれば、複数の1GbpsのISP接続をまとめ、Wi-Fi 6Eのポテンシャルを引き出せるとしている。

　ゲーム高速化機能も3レベル用意。レベル1では2.5GbEポートを優先させ、レベル2ではGame Boostファームウェアでゲーミングパケットを優先、そしてレベル3でOutfox Gamers Private Networkを利用するようになる。

　このほか、独自のメッシュネットワーク「AiMesh」の対応、トレンドマイクロセキュリティ機能「AiProtection Pro」の内蔵などが特徴。