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Motorola、拡張モジュールで5G通信に対応する世界初のスマホ「moto z3」
2018年8月3日 15:56
米Motorola Mobilityは2日(米国時間)、世界初の5G対応スマートフォン「moto z3」を発表した。米国での発売は8月16日で、価格は480ドル。
moto z3では、同時に発表された「5G moto mod」を装着することで、Verizonが提供予定の5Gネットワークでの通信に対応する。5G moto modは、米国限定で2019年初頭に発売される予定。
同社によれば、2018 FIFA ワールドカップでは、試合のストリーミングの再生しようとした試行回数4億8,600万回のうち、9,300万回が失敗または視聴が遅延していたが、5Gの高速かつ低遅延な通信では遅延なしでライブ配信を楽しめるとアピールしている。
Qualcommによれば、同modはSnapdragon X50 5GおよびX24 LTEモデムを搭載、QTM052 mmWaveアンテナを備えており、5G NRをサポートする。なお、5G通信機能のほか、2,000mAhの拡張バッテリとしても動作する。
本体はアルミ製で、6.75mmというスマートフォン最薄クラスの厚みも特徴。ディスプレイは6.01型2,160×1,080ドットの有機EL(Super AMOLED)パネルを採用し、画面占有率79%を謳う。
搭載SoCはSnapdragon 835(8コア/2.35GHz)で、メモリは4GB、ストレージ64GB、OSはAndroid 8.1 Oreo。
カメラは、背面が1,200万画素F2.0カラー+同モノクロのデュアル構成で、レーザーオートフォーカス(pDAF)、CCTデュアルLEDフラッシュを搭載。前面は800万画素で84度の広角レンズを備える。
対応バンドは、LTEがB1/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41(TD2500-China)/B41(TD2500-India)/B41(TD2500-Japan)、UMTSがB1/B2/B4/B5/B8/B19、GSMがB2/B3/B5/B8。
インターフェイスはUSB Type-C、IEEE 802.11ac無線LAN+Bluetooth 5.0、microSDカードスロット(最大2TB)、Nano SIMスロット。
センサーは指紋、加速度計、ジャイロスコープ、周囲光、近接、磁力計(コンパス)、超音波、GPS/A-GPS/GLONASS/BEIDOU、NFC。
バッテリは3,000mAhリチウムイオンで、丸1日の駆動を謳う。急速充電をサポートし、30分で半日分の充電が可能。
本体サイズは76.5×156.5×6.75mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は156g。
