EIZO、“霧補正機能”搭載の屋外監視映像向けディスプレイ

DuraVision FDF2306W

　EIZO株式会社は、屋外監視映像向けの23型ディスプレイ「DuraVision FDF2306W」を29日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は128,000円。

　現在発売中の「DuraVision FDF2305W」の上位機種。FDF2305Wに搭載されている暗部補正機能や輪郭補正機能に加え、新たに“霧補正機能”を搭載。屋外を監視する際に妨げとなる霧や雨、雪などのシーンをリアルタイムに解析し、映像を補正して見やすくする。

　同様の機能はカメラやソフトウェアでも行なえるが、カメラに同様の補正を行なうと録画元データにも手を加えることになる。一方ソフトウェアによる補正はリアルタイムには確認できない。本機種の霧補正機能はディスプレイ内部で完結するため、データを加工せずリアルタイムに確認できる。

　主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、最大表示色数が約1,677万色、応答速度が10ms、コントラスト比が1,000:1(最大5,000:1)、輝度が250cd/平方m、視野角が上下160度/左右170度。

　インターフェイスは、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、HDMI×2。0.5W+0.5Wのステレオスピーカーを備える。本体サイズは545×200×390～450mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.2kg。