スタンドアロンで動作する法人向けVRヘッドセット

Neo 3 Pro

　株式会社アスクは、Pico Technology Japan製のスタンドアロンVRヘッドセット「Neo 3 Pro」を法人向けに7月末に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万4,700円前後の見込み。

　両眼で3,664×1,920ドット/72または90Hz表示/視野角98度に対応したディスプレイを搭載したVRデバイス。単体で動作し、PC/スマートフォンが不要で外部アカウントも不要なため、不正アクセスが行なわれる心配がないという。

　汗や皮脂を吸い込みにくいPUフォームのフェイスクッションを搭載するほか、重量を前後に分散させるハードストラップを備える。OSはAndroid 10.xベースで、開発者向けにPico SDK(UnityXR、Unreal、OpenXR対応)を提供する。

　SoCはSnapdragon XR2で、メモリは6GB、ストレージは256GB。バッテリは5,300mAhで、4つのトラッキングカメラを搭載。Wi-Fi 6およびBluetooth 5.1、DisplayPortによる接続もサポート。コントローラは6DoF対応で、1個あたり単3型乾電池を2本使用。視野角は98度、瞳孔間距離は58/63.5/69mmの3段階に調整可能。