|特|別|企|画| | |ベ|ア|ー|ボ|ー|ン|ノ|ー|ト|P|C|の|魅|力| |
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ノートPCは、発熱やサイズの小ささに対する要求がデスクトップに比べてきびしいので、デスクトップ用CPUとは別に供給されているノート用CPUが採用されているのが一般的だ。そこで、ノート用CPUの現状について解説していきたい。
ノートPCの低価格化は年々進んでおり、数年前デスクトップPCより割高であったノートPCも、現在では10万円台後半から20万円程度で高性能な製品が購入できるようになった。これが実現できたのは、台湾メーカーがノートPCの製造にかかわるようになったことが大きい。日本の大手メーカーのノートPCの中にも台湾メーカーが製造しているものもある。また、最近では台湾メーカーは、ベアボーンノートPCと呼ばれる製品を発売し、これを基本にショップなどが、オリジナルブランドのノートPCを組み上げる例も増えてきた。ここではベアボーンノートPCの現状について解説する。
ベアボーンノートPCはCPUやHDDなどの換装が容易にできることが特徴である。ここではCLEVOの新しいオールインワンタイプのベアボーンノートPC2700Sを使ってその構造を見てみよう。
ベアボーンノートPCをベースにしたノートPCがオリジナルブランド系メーカーから多数発売されている。今回紹介するモデルはほとんどがASUSTeKのL8400をベースにしたものだが、各社独自の色付けをしてオリジナリティを出している。また、CLEVO製のベアボーンを採用したパルテックの製品などは、各パーツへのアクセスが容易な構造で、ベアボーンノートPCという名にふさわしいものとなっている。