|ノ|ー|ト|P|C|カ|タ|ロ|グ|
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少し前まではPCパーツショップやBTO系メーカーが販売するオリジナルブランドPCと言えばデスクトップが中心だったが、このところオリジナルノートPCを扱うところが増えてきている。これは、台湾メーカー製のベアボーンノートPCが多数登場してきたことが大きな要因だ。 ベアボーンノートPCは、メインメモリやHDDはもとより、CPU、光学ドライブなど、ノートPCを構成する重要なパーツをカスタマー側が自由に変更でき、デスクトップPC同様に最新パーツをすぐさま搭載して販売できるというメリットがある。 たとえば、今回取り上げたオリジナルブランドのノートPCの多くが、9月に発表されたばかりの最新CPU、モバイルPentiumⅢ 850/800MHzを搭載する。このCPUは、ノートPC用のモバイルPentiumⅢとしてハイエンドに位置するもので、当然搭載するノートPCも非常に高いパフォーマンスが発揮されることになる。ノートPCは大手メーカーが現在もっとも力を入れている分野であり、オリジナルブランド系のノートPCが大手メーカーのノートPCに対抗するためには、最新パーツをいち早く採用し、低価格かつ高性能ということをウリにする必要があるのだ。 また、オリジナルブランドのノートPCは、保証の問題はあるもののユーザーがマシンの基本スペックを自由に変更できる利点もある。メモリやHDD容量の変更や、光学ドライブが簡単に変更できるのはもちろん、CPUですら変更可能になっているのだ。 今回紹介するオリジナルブランド系ノートPCは、CPUはすべてμPGA2パッケージで、しかもソケットに装着され、将来、高クロックのものが登場しても対応できる。また、HDDなどの各パーツにも最高レベルのものを使用したハイエンドPCだ。これもベアボーンPCを採用したからこそなせる技である。(平澤寿康) |