●アメリカンなパロディが満載「Microshaft Winblows 98」
もちろん、おちょくる対象はMicrosoftでありビル・ゲイツだ。ソフトをたち上げると一番最初に気になるのは右下の卵だ。これはBillagotchiといって文字どおりビルを育て上げるという“たまごっち”ビル・ゲイツ版だ。お金を上げると喜ぶし、話し掛けると答えてくれる。悪意に満ちているのか、愛情があふれているのやらボーダーすれすれ。
定価にして5,800円。実売では4,000円前後となるだろう、このソフト。この金額を楽に払えるくらい生活にゆとりがあって、心が広い人であれば十分オススメできるソフトだろう。
□マイクロマウスのホームページ
シエラ・パイオニアが異なったタイプのフライトシミュレーター2作品を発売
シエラ・パイオニアから2種類のフライトシミュレーターが発売される。ひとつは、極限までリアリティを追求した「SIERRA PRO PILOT」。そしてもうひとつは、戦いに重きを置いた複葉機戦闘フライトシミュレーター「RedBaron II」だ。
「SIERRA PRO PILOT」は、その昔「Microsoft Flight Simulater」の開発を手がけたサブロジック社が手がけている。グラフィックが美しいことはもちろん、計器類なども完全に再現されているという。このほかにもATC機能(Air Trafic Control:管制塔誘導システム)やGPSなども搭載しており、より本物に近い飛行を体感することができるというわけ。ちなみに、飛行機の操縦なんて難しいという人もご安心を。このソフトには多くのムービーデータを含めたヘルプ機能が搭載されている。そして、実際のパイロットの監修を受けた詳しい解説書がつくのだ。これに従っていけば、いっぱしのパイロット気分を味わえること間違いなし。
まったく違う趣向姓を持ったこの2作品。好みに合わせて自分に合ったゲームを選んでみてはどうだろうか。
□シエラ・パイオニアのホームページ
●マイクロソフト、リアルなインディカー・シミュレーターを発売
実際のコースを元に、かなり忠実に再現されているらしい。というのも、たとえばコースの起伏で言えばGPSでわざわざ計測してコースマッピングを行なっていて、誤差は何と10cm以内という、驚くべき執念だ。もちろんドライバーも実在のレーサーが登録されているし、マシンの設定も微にいり細に入りといった感じでマニアも納得といった感じ。2,3度遊んだ感じでは、車の動きなどがちょっと納得いかない気もするが、逆に初心者には簡単な設定となっているように感じた。
今年の3月には、同レースの第2回目のツアーが行なわれ、日本の「ツインリンクもてぎ」でも開催されるという。実際のレースより一足先にレースを体感してみよう。
□マイクロソフトのホームページ
●「ツクール」シリーズの最新作、「2D格闘」と「シューティング」がお目見え
アスキーの人気シリーズである「ツクール」シリーズ。昨年発売された「スクリーンセーバーツクール」も大人気だったようだ。手軽に、誰でも作れる、ただし作り込んでいくと奥が深い、といった点が受けたのかもしれない。今回発売されたのは文字どおりシューティングゲームが作れる「シューティングツクール95」と「ストリートファイター」とまではではいかなくとも、かなり本格的な格闘ゲームが作れる「2D格闘ツクール」の2作品だ。
また、アスキーからは2月にリアルタイムシミュレーションゲーム「KRUSH KILL 'N DESTROY Xtreme」が発売される。いわゆる「コマンド・アンド・コンカー」タイプといえばわかりやすいだろう。もちろん通信対戦にも対応している。
□アスキーのホームページ
[Reported by funatsu@impress.co.jp]
('98/1/16)
and more Pictures
これ以外にもビル・ゲイツがピンボール台にデカデカと描かれたピンボール・ゲームや、シューティング・ゲームもある。何より面白いのは、モノポリータイプのゲーム。プレイヤーはジョブズとゲイツのどちらかのこまを選ぶことになる。双六のようにダイスを振って、決められた数だけ進む。止まった所では会社を建てたりすることができ、他のプレイヤーが止まると、お金を徴収できるしくみだ。コマがジョブズとゲイツになっただけで面白さが断然跳ね上がる。
■Microshaft Winblows 98(英語版、簡易日本語解説書付き)
【動作環境】(共通)
http://www.micromouse.co.jp/
□Palladium Interactiveのホームページ(英文)
http://www.palladiumnet.com/
□「Microshaft Winblows 98」の紹介ページ(英文)
http://www.winblows.com/Shaft/winblows.html
「RedBaron II」は昨年9月のこのコーナーで紹介したとおり、複葉機を操り大空の覇者を目指すアクション系のフライトシミュレーターだ。複葉機ということはレーダーがないわけで、より近接した、熱い戦いが繰り広げられることになる。アニメ映画「紅の豚」の主人公感覚が手軽に味わえるというわけ。
■SIERRA PRO PILOT(英語版/日本語フライトマニュアル付き)
【動作環境】
■RedBaron II(英語版/日本語マニュアル付き)
【動作環境】
http://www.sierrapioneer.com/sierrapioneer/index.html
□「SIERRA PRO PILOT」の製品情報(和文)
http://www.sierrapioneer.com/sierrapioneer/lineup/propilot.html
□Sierra On-Lineのホームページ(英文)
http://www.sierra.com/
□「SIERRA PRO PILOT」の製品情報(英文)
http://www.sierra.com/titles/pilot/cindex.html
□「RedBaron II」の製品情報(英文)
http://www.sierra.com/titles/rb2/bot.html
and more Pictures
■Microsoft CART Precision Racing(完全日本語版)
【動作環境】
http://www.microsoft.com/japan/default.asp
□マイクロソフトのゲーム紹介ページ
http://www.microsoft.com/japan/games/
□「Microsoft CART Precision Racing」の紹介ページ
http://www.microsoft.com/japan/games/cart/
□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□「Microsoft CART Precision Racing」の紹介ページ(英文)
http://www.microsoft.com/games/precisionracing/cart/
□「Microsoft CART Precision Racing」のデモ版アップロードページ(英文、13.6MB)
http://www.microsoft.com/games/precisionracing/cart/downloads.htm
ただ、簡単とは言え、すぐにゲームが出来上がるわけではない。当コーナーの画面写真を見てもらえればわかるとおり、プログラムは書かなくてもよいが、いろいろな設定や絵を描かなければならない。でも、それぞれのパッケージにはサンプルゲームが用意されているため、これを参考にすれば、それほど迷うことはないはず。出来上がれば友達に配ることもできるので、がんばって作ってみてはいかが? ちなみに「2D格闘ツクール」にはコミックビームや週刊ファミ通でも有名な漫画家の近藤るるる氏のマンガ「新ハイパーあんな」のキャラクタを使ったサンプルゲームが収録されている。ファンはこれだけでも買いでしょう。
■シューティングツクール95
【動作環境】
■2D格闘ツクール95
【動作環境】
■KRUSH KILL 'N DESTROY Xtreme
【動作環境】
http://www.ascii.co.jp/
□アスキー ソフトのホームページ
http://www.ascii.co.jp/ascii/et/hyoushi.html
【PC Watchホームページ】
ウォッチ編集部内PC Watch担当
pc-watch-info@impress.co.jp