アメリカンなパロディが満載「Microshaft Winblows 98」 ほか

Weekend Summary【'98/1/23版】


■CONTENTS
アメリカンなパロディが満載「Microshaft Winblows 98」
シエラ・パイオニアが異なったタイプのフライトシミュレーター2作品を発売
マイクロソフト、リアルなインディカー・シミュレーターを発売
「ツクール」シリーズの最新作、「2D格闘」と「シューティング」がお目見え

●アメリカンなパロディが満載「Microshaft Winblows 98」

画面写真1 画面写真2 画面写真3
(C)1997 Palladium Interactive,Inc.All right reserved.Parroty Interactive,Palladium Interactive and Microshaft Winblows are trademarks of Palladium Interactive,Inc.(C)1997 AT&T.All right reserved.AT&T World Net is a registered service mark of AT&T Corp.DIRECTOR(C)1994,1996,Macromedia,Inc.Copyright.(C)1997 Palladium Interactive and its licensor. All rights reserved. All other trademarks are the property of their respective holders.Microshaft Winblows98 is a parody and is NOT licensed by Microsoft(R) Corporation or any third parties.

and more Pictures

 このゲームというか、パロディソフトを遊ぶ前に約束しておかなければならないことがある。それは絶対におこらないことだ。あなたがAppleファンであったとしよう。このソフトにはスティーブ・ジョブスまで登場し、思いっきりおちょくられてる。それでもおこってはだめだ。ここは懐の大きい所を見せて笑い飛ばさなければならない。

 もちろん、おちょくる対象はMicrosoftでありビル・ゲイツだ。ソフトをたち上げると一番最初に気になるのは右下の卵だ。これはBillagotchiといって文字どおりビルを育て上げるという“たまごっち”ビル・ゲイツ版だ。お金を上げると喜ぶし、話し掛けると答えてくれる。悪意に満ちているのか、愛情があふれているのやらボーダーすれすれ。
 これ以外にもビル・ゲイツがピンボール台にデカデカと描かれたピンボール・ゲームや、シューティング・ゲームもある。何より面白いのは、モノポリータイプのゲーム。プレイヤーはジョブズとゲイツのどちらかのこまを選ぶことになる。双六のようにダイスを振って、決められた数だけ進む。止まった所では会社を建てたりすることができ、他のプレイヤーが止まると、お金を徴収できるしくみだ。コマがジョブズとゲイツになっただけで面白さが断然跳ね上がる。

 定価にして5,800円。実売では4,000円前後となるだろう、このソフト。この金額を楽に払えるくらい生活にゆとりがあって、心が広い人であれば十分オススメできるソフトだろう。

□マイクロマウスのホームページ
http://www.micromouse.co.jp/
□Palladium Interactiveのホームページ(英文)
http://www.palladiumnet.com/
□「Microshaft Winblows 98」の紹介ページ(英文)
http://www.winblows.com/Shaft/winblows.html

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シエラ・パイオニアが異なったタイプのフライトシミュレーター2作品を発売

ProPilot RedBaron
RedBaron II
SIERRA PRO PILOT
(C)1997 Sierra On-Line,Inc.(C)1998 Sieera Pioneer Inc.

 シエラ・パイオニアから2種類のフライトシミュレーターが発売される。ひとつは、極限までリアリティを追求した「SIERRA PRO PILOT」。そしてもうひとつは、戦いに重きを置いた複葉機戦闘フライトシミュレーター「RedBaron II」だ。

 「SIERRA PRO PILOT」は、その昔「Microsoft Flight Simulater」の開発を手がけたサブロジック社が手がけている。グラフィックが美しいことはもちろん、計器類なども完全に再現されているという。このほかにもATC機能(Air Trafic Control:管制塔誘導システム)やGPSなども搭載しており、より本物に近い飛行を体感することができるというわけ。ちなみに、飛行機の操縦なんて難しいという人もご安心を。このソフトには多くのムービーデータを含めたヘルプ機能が搭載されている。そして、実際のパイロットの監修を受けた詳しい解説書がつくのだ。これに従っていけば、いっぱしのパイロット気分を味わえること間違いなし。
 「RedBaron II」は昨年9月のこのコーナーで紹介したとおり、複葉機を操り大空の覇者を目指すアクション系のフライトシミュレーターだ。複葉機ということはレーダーがないわけで、より近接した、熱い戦いが繰り広げられることになる。アニメ映画「紅の豚」の主人公感覚が手軽に味わえるというわけ。

 まったく違う趣向姓を持ったこの2作品。好みに合わせて自分に合ったゲームを選んでみてはどうだろうか。