'97/2/20発売
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米Cyrix社は、96年8月に開発を表明していた1,000ドルパソコンを実現する新プロセッサ「MediaGX」を正式発表した。ラインナップは120MHz版と133MHz版の2種類。1,000個発注時の価格は、1個あたり79ドル(120MHz)と99ドル(133MHz)で、Cx5510コンパニオンチップ、ビデオドライバ、BIOS拡張ソフトも含まれる。
「MediaGX」は発表当時に開発コード「Gx86」と呼ばれていた新プロセッサ。Pentium互換のコアに、グラフィックアクセラレータ機能やサウンド機能、メモリコントローラ、PCIコントローラなどをワンチップ化した。同プロセッサを採用したパソコンは周辺チップの削減で大幅なコストダウンを実現し、同一周波数のPentium搭載機と同等の性能を1,000ドル以下の価格で提供するという。
なお、同プロセッサは2月20日に米国で発売された米Compaq社の家庭向けパソコン「Presario 2100」シリーズに搭載されており、1,000ドルを切る価格が設定されている。
□米Cyrix社のホームページ
http://www.cyrix.com/
□「MediaGX」のプレスリリース(英文)
http://www.cyrix.com/corpor/press/1997/gxlaunch.htm
□「MediaGX」のホームページ(英文)
http://www.cyrix.com/process/prodinfo/mediagx/gxovervw.htm
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960828/cyrix.htm
('97/2/21)
[Reported by shiina@impress.co.jp]