やじうまPC Watch

SIMD命令実行時にMacBook Airから出る電磁波でメリーさんの羊を鳴らす強者登場

〜無線転送用ハードウェアがないPCで無線転送を実現、AMラジオで受信可能

 ソフトウェア開発プロジェクトのための共有Webサービス「GitHub」において、SIMD命令実行時にMacBook Airのシステムバスから出る電磁波を利用して、メリーさんの羊を流すという“異質な”プログラムのソースコードが公開された。

 ユーザーは、2015年早期型の13インチMacBook Air上でこのソースコードをコンパイルして実行し、AMラジオ受信機で1,580kHzの周波数に合わせると、プログラムによって再生される「メリーさんの羊」を聴くことができる。

 「System Bus Radio」と名付けられたこのプログラムは、CPUがSSE2命令の1つである「_mm_stream_si128」実行時に、システムバスから放出される電磁波ノイズを利用して作られた。開発者によると、SSE命令に依存しない「x++;」に置き換えても動作するが、開発者の経験上、_mm_stream_si128の方がより強い信号を出すという。

 先述の通り、このプログラムは電磁波を利用している。電磁波はプロセッサおよびサブシステムによって放出されるのだが、PCの本体ケースやそのほかの障害物によって、その多くがシャットアウトされる。上記の周波数は、試行錯誤の後、2015年早期型の13インチMacBook Airに特化して設定されたもので、そのほかの環境では条件が異なる。

(劉 尭)