Bingは今後PC検索に集中。ロイター報

　ロイターは28日(米国時間)、Microsoftの提供する検索エンジン「Bing」が今後PCでの検索に集中する方針であると報じた。CEOであるサティア・ナデラ氏への取材から明らかになったこの決定は、AppleがSiriやiOSのデフォルト検索エンジンをBingからGoogleに切り替えるという発表があったことと関連していると同紙は予想する。

　ロイターによればBingは米国で2位の検索エンジンであり、Yahoo!やAmazonで採用されており、毎年8%もの売上げ増加を計上しているという。

　一方で、昨今では音声アシスタント機能をもつスマートホーム機器が注目されており、いずれも日本未発売ではあるが、Amazonの「Alexa」やGoogleの「Google Home」などが米国をはじめとする国々ではすでに発売されている。これらの機器ではAIによって通話やショッピングなどさまざまなタスクをこなすことができるため、検索の利用法も変わってきているといえる(過去記事も参照"「Google Assistant」が日本語化、「Google Home」も日本へ投入")。