やじうまPC Watch
AlphaGo、非公開のテスト運用でオンライン碁のトッププレイヤーを次々に打ち破る
2017年1月5日 13:44
Google DeepMindのCEOであるDemis Hassabis氏は1月5日(日本時間)、囲碁の対局プログラム「AlphaGo」をオンライン囲碁の対局サービスFoxGoとTygem上で稼働させていたことを認めた。氏は、Twitter上でプロトタイプのテストをオンラインゲーム上で行なっていたとしており、正式なリリースが追って公表されると述べている。
AlphaGoは「Magister」または「Master」というIDで対局しており、ランキングトップのプレイヤーを50人以上次々に破ったため、海外フォーラムでは突如現れた「謎のプレイヤー」とされていたようだが、今回、その正体が予想もしない形で明らかになった。
AlphaGoは囲碁の対戦プログラム(AI)で、起こりうる局面をひたすらに計算する従来のAIと異なり、ニューラルネットワークを応用したアルゴリズムを採用している点が特徴だ。また、2016年にイ・セドル九段を4勝1敗で打ち破り、史上初のプロ名誉九段の称号を与えられている。
Excited to share an update on#AlphaGo!pic.twitter.com/IT5HGBmYDr
— Demis Hassabis (@demishassabis)2017年1月4日