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AlphaGo、非公開のテスト運用でオンライン碁のトッププレイヤーを次々に打ち破る

 Google DeepMindのCEOであるDemis Hassabis氏は1月5日(日本時間)、囲碁の対局プログラム「AlphaGo」をオンライン囲碁の対局サービスFoxGoとTygem上で稼働させていたことを認めた。氏は、Twitter上でプロトタイプのテストをオンラインゲーム上で行なっていたとしており、正式なリリースが追って公表されると述べている。

 AlphaGoは「Magister」または「Master」というIDで対局しており、ランキングトップのプレイヤーを50人以上次々に破ったため、海外フォーラムでは突如現れた「謎のプレイヤー」とされていたようだが、今回、その正体が予想もしない形で明らかになった。

 AlphaGoは囲碁の対戦プログラム(AI)で、起こりうる局面をひたすらに計算する従来のAIと異なり、ニューラルネットワークを応用したアルゴリズムを採用している点が特徴だ。また、2016年にイ・セドル九段を4勝1敗で打ち破り、史上初のプロ名誉九段の称号を与えられている。