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レノボ、2016~2017年度第3四半期はPC事業が牽引するも減収減益

 Lenovoグループは2月16日(香港時間)、2016年~2017年度第3四半期(2016年10月~12月期)の決算を発表した。これによれば、売上高は前年同期比6%減の122億ドル、純利益は同67%減の9,800万ドルとなった。

 データセンター、モバイルデバイス、PCおよびスマートデバイスの主要3事業はいずれも低成長もしくは前年比横ばいとなった。

 中でもPCおよびスマートデバイス事業グループは、米国での成長に支えられ、前年同期比2%増の86億ドルを売り上げ好調だった。

 一方、モバイル事業グループは同23%減の22億ドル、データセンター事業グループは同20%減の11億ドルと不調だったものの、この2部門はLenovoにとって「新しい成長エンジン」という位置付けであり、会長兼CEOのヤン・ヤンチン氏は「中核事業に育つまでには時間がかかるが、いずれは損益分岐点を肥えて収益力を伴う成長を果たす」と述べている。