イベントレポート

【速報】Apple、OS X El Capitan/iOS 9/WatchOS 2を今年秋にリリース

〜iPadでマルチタスクをサポート

 Appleは8日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC15」を開催した。冒頭の基調講演では、Mac向けOS「OS X El Capitan」、iPhone/iPad向けOS「iOS 9」、Apple Watch向けOS「WatchOS 2」を今年(2015年)秋にリリースすると発表した。

 OS X El Capitanは、ユーザー体験と性能向上が主なトピック。Windows 8.1と同様、フルスクリーン化したアプリを2個並べて表示したり、ウィンドウ管理や仮想スクリーンの機能を強化し、より使いやすさを追求。検索ツールのSpotlightも強化され、スポーツ試合の結果を表示したり、天気を表示したりできるようになった。

 一方性能向上面では、各種アプリの起動や動作を高速化したほか、先にiOS向けに導入された新グラフィックスAPI「Metal」を取り入れ、APIのボトルネックを軽減することで性能向上をはかった。

 iOS 9は使いやすさの向上が主なトピック。メッセージアプリ使用中にSiriを呼び出してメッセージを登録できるほか、アメリカや中国など一部の都市において鉄道の線路を検索できるようになった。Noteアプリも強化され、文字の大きさを変更したり、チェックリストにしたり、手書きのものを貼り付けたりできるようになった。

 また、iPad向けは機能を大きく強化し、スクリーンキーボードを2本指でなぞることでカーソルが移動できるようになり、コピーやカットなどのショートカットを常時表示し操作しやすくした。さらに、画面の右からスワイプインすることで、左右2画面のマルチタスクができるようになり、Safariを開きながらカレンダーで予定をチェックしたり、メッセージアプリにリンクを貼ったりできるようになった。ビデオの再生においてはピクチャーインピクチャーで表示できるようになっている。

 このほか、WatchOS 2などを含む詳細については追ってお伝えする。

(劉 尭)