イベントレポート

COMPUTEXで気になったものをまとめてご紹介

Clevoの薄型ゲーミングノート「P950HR」。NVIDIAのMax-Qにより、ハイエンドGeForce GTXシリーズを搭載する

 COMPUTEX TAIPEI 2017の終了からかなり時間が経過してしまった。会場などで見かけ、単体記事にするほどではないが、取り上げないのがもったいないネタを写真とともにお伝えしよう。

 ちなみに2017年は、IntelとAMDこそ大きなニュースを発表したものの、展示会場には出展をしておらず、そのほかの大手のブース出展が若干少ない。筆者としては若干“食い足りない”印象を受けた。

P950HRの本体左側面のインターフェイス。HDMI出力、Mini DisplayPort×2、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×2と豊富
本体右側面には音声入出力、USB 3.1、SDカードスロット、Gigabit Ethernetを備える
天板もゲーミングらしいデザインとなっている
BIOSTARのIntel X299マザーボード「RACING X299GT9」。BIOSTARと言うとエントリー向けのイメージが強いが、本製品はどうみてもハイエンド向けだ
基板やヒートシンクはダークイエローをアクセントとした風変わりなデザイン
PCI Express x16スロットが7本並ぶとはなかなか壮観だ
LGA2066ソケット。電源は13フェーズとなっている
POSTコード表示用の7セグメントLEDも備える
ECSのIntel Z270マザーボード「Z270 LIGHTSABER」。飾り要素が少ない質実剛健なマザーボードである
オーディオ回路は分離されている
オペアンプは交換可能。標準では「NE5532AP」が実装されている
デュアルBIOSとなっており、ROMを切り替えられるのも特徴
IDTの外部クロックジェネレータ「6V41542HLG」を装備し、ベースクロックを調節できる
POSTをコード表示用の7セグメントLEDやオンボードボタンも装備する
前面パネル用USB 3.0ピンヘッダにはUSB 3.0リドライバを装備しているとみられる
オーディオ回路の分離線にはRGB LEDが埋め込まれており、HOLTEK製のCortex-M0マイコン「HT32F52342」で制御している
背面インターフェイスも比較的充実している
ECSのAMD B350搭載マザーボード「B350AM4-M」。ECSとしては2017年はRyzen向けマザーボードをプッシュするという
こちらはAMD A320を搭載した下位モデルの「A320AM4-M3」
ASUSのRaspberry Pi対抗シングルボードコンピュータ「Tinker board」も展示された
日本では投入されていない、GIGABYTEのシンプルなIntel B250搭載ゲーミングマザー「GA-Gaming B8」
MSIの世界初のType-Cポート搭載GeForce GTX 1080 Tiビデオカード「GeForce GTX 1080 Ti GAMING TYPE C」
Type-Cと謳われているのみで、USB機能を備えているかどうかは不明
久々のLIGHTNINGシリーズとなるGeForce GTX 1080 Tiビデオカード
SilverStoneのATXケースプロトタイプ「RL07」。ユニークなフロントフェイスだ
こちらは色違いのモデル
こちらもユニークなフロントフェイスを持つ「RL08」
前面に曲面ガラスを用いた「LD02」
ASRockが発表した“Micro-STX”規格に準拠したケース「RVZ04」
縦型のThunderbolt 3対応外付けビデオカードボックス「Fortress Box」
In-Winは2017年、フレームをスチールのままに、カバーに木材を用いたモデルを展示している
Mini-ITXでも展開する
In Winのユニークなケースファン。120mm角ファンのマウンタに固定し、ファンの部分は可動となっている
Antecの「Spot Cool」以来のヒット作となりそうだ
Lian Liの新しい“まな板”タイプのPCケース「PC-T70FW」
Lian LiのPCI Expressを延長する38cmケーブル「PW-PCI-E38-1」。同製品を3本繋げて1m延長してもビデオカードが正しく動作するという
Thermaltakeの新ケース「Level 20 Titanium」。Level 10のチャンバー構造を継承しつつ、内部をシースルーとし水冷に対応させるなど、大幅にブラッシュアップした
Level 10では支柱にチャンバーがくっついたような構造となっていたが、Level 20はチャンバーが組み合わさった構造となり、立て付けの安定度が増した
こちらはCooler Masterの大型ケース「COSMOS II 25th Anniversary Edition」。曲面の側面ガラスを採用している
シンプルなフェイスとなっている
Thermalrightの低背/小型CPUクーラーのプロトタイプ
小型なため周辺への干渉が少ない
Noctuaが展示していたRyzen Threadripper対応CPUクーラー
ソケットは「SP3」とされている。ただほかのCPUクーラーメーカーによると、現時点ではRyzen ThreadripperのCPUの高さに関する資料は公開されておらず、厳密に対応した製品は存在しないだろうとのことだった(Noctuaのこのプロトタイプの場合、バネである程度の対応が可能だが、着圧が適正かどうかは不明)