ニュース

Ducky Channel、カーソルキーまで省いたコンパクトなメカニカルキーボード

~LEDバックライト搭載、キーボードでマウス操作が可能

「Ducky Mini」日本語配列モデル

 株式会社アーキサイトは、台湾Ducky Channel製テンキーレスキーボード「Ducky Mini」を11月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,400円前後の見込み。

 Ducky Miniは、全キーにCherry MXスイッチを採用したメカニカルキーボード。テンキーやファンクションキー、カーソルキーなどを省くことで、フルキーボード比60%というコンパクトなサイズを実現した。

 省かれているキーについては、Fnキーと各キーの組み合わせで入力が可能。また、Fn+W/A/S/Dキーによるマウスカーソルの移動、Fn+Q/Eキーによる左右クリック、Fn+R/Eキーによるホイールスクロール操作に対応しており、キーボードから手を離すことなくマウス操作が可能。

キー割り当ての変更

 Fn+Alt+Hキーを長押しすることで、一部キーの機能割り当てモードに入ることができ、設定モードでは、Caps LockキーへのCtrl/Fnキーの割り当てや、Ctrl/Windows/AltキーへのFnキー割り当て、BackspaceキーへのDel/左カーソルキー割り当てなど、あらかじめ用意されたキー割り当て設定が選択できる。また変更した機能が分かるよう交換用のキートップが付属する。

 筐体はプラスチックと2mm厚のアルミを組み合わせて構成されており、アルミの質感を得ながらも重量を抑えたとしている。USBケーブルは着脱式で、左側面にMini USBコネクタを備える。

 キー配列は、日本語配列(JIS、65キー)、英語配列(ASCII、61キー)の2種類。キーはCherry MX製で、日本語/英語配列モデルともに黒/茶/青/赤軸の4つのラインナップが用意される。

 キーピッチは19mmで、各キーには赤と青の「Dual Color LED」が搭載。RaindropモードやReactiveモードなど、7つのバックライトモードを備える。

Reactive Lighting Mode Advanced
Raindrop Mode

 2層PCBを採用し、ARMのCortex-M3プロセッサを搭載。これにより各種機能やバックライトLEDの制御を可能とした。

 ポーリングレートは1,000Hzで、インターフェイスはUSB。Nキーロールオーバーをサポートする。本体サイズは295×102×38mm(幅×奥行き×高さ)、重量は730g。本体色はシルバーで、日本語配列モデルのみ数量限定でシルバーグレーが用意される。

Fnキーと組み合わせた場合の機能はキー前面に表記
同梱品
シルバーグレー
英語配列モデル

(佐藤 岳大)