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Surface Pro 4が11月12日より国内発売。124,800円から
(2015/10/22 15:21)
日本マイクロソフト株式会社は、液晶を大型/高解像度化し、薄型軽量を図ったタブレット「Surface Pro 4」を11月12日より順次国内発売し、本日深夜より予約開始する。価格はオープンプライスで、税別参考価格は124,800円から。
プロセッサは第6世代に進化。液晶サイズは12.3型で、解像度は2,736×1,824ドット(3:2)となっている。ペンは新たに1,024段階の筆圧に対応し、電池寿命は1年間としている。
タイプカバーは、19mmのキーピッチと1.3mmのストロークを確保しつつ薄型化され、パンタグラフ機構を採用した。バックライトも内蔵する。タッチパッドも面積を40%増やし、5点タッチ対応とした。
ラインナップは6モデル。最下位は、Core m3/メモリ4GB/ストレージ128GBで、税別参考価格(以下同)は124,800円、Core i5/メモリ4GB/ストレージ128GB構成は139,800円、Core i5/メモリ8GB/ストレージ256GB構成は179,800円。いずれも11月12日発売となる。
Core i7搭載モデルは、メモリ8GB/ストレージ256GB構成が214,800円、メモリ16GB/ストレージ256GB構成が239,800円、メモリ16GB/ストレージ512GB構成が289,800円。なお、Core i7はeDRAM搭載のIris Graphicsとなっており、現在Intelからも正式発表がないため出荷は12月からとなっている。詳細については後日発表となる。
それぞれのモデルのプロセッサの具体的なSKUは非公開だが、これはランニングチェンジ(現行モデル販売中に予告なしのマイナーチェンジ)を行なう可能性があるため。発表会での展示機ではCore i5-6300U(2.4GHz)を搭載していた。
全ラインナップでWindows 10 Proを標準搭載。個人向けはOffice Home & Business Premium プラス Office 365 サービスを搭載する。
インターフェイスは、USB 3.0、microSDカードスロット、Mini DisplayPort、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE、500万画素前面/800万画素背面カメラ、音声入出力などを備える。センサーは光り、加速度、磁気。
バッテリ駆動時間は最大9時間。本体サイズは約292.1×201.4×8.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量はCore m3搭載モデルが766g、Core i5/i7搭載モデルが786g。
オプションのアクセサリは、タイプカバー(ブラック、シアン、ブルー、レッド、ティールグリーン)は税別16,800円、Surfaceペン(シルバー、ブラック、ブルー、レッド)は7,800円、4種類の太さが変えられるSurfaceペン先キットが1,400円、ドックは25,400円で用意される。
22日に都内で開かれた記者発表会では、同社 代表執行役 社長の平野拓也氏が冒頭で挨拶。「先日、Windowsのエコシステムを構築しているさまざまなハードウェアパートナーのデバイスを紹介したが、これは世界でも日本にしかない試み。本日はMicrosoft自社のハードウェアデバイスの紹介であるが、サードパーティのハードウェアと合わせて、Windowsのエコシステムを熱気にあふれるものとし、革新を繰り返していくことに期待している」と語った。
本社のSurface & Windows Hardware セールス&マーケティング担当 ブライアン ホール ジェネラルマネージャーも来日し、Surface Pro 4の機能の特徴を紹介。特にSurface Pro 4がペンやドッキングステーションなどのソリューションがもたらす生産性の向上について強調し、「Microsoftの社内では既に次期Surfaceの開発に取り組んでいるが、その開発には実際にSurface Pro 4を使用している」などとした。