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CRYORIG、メモリと干渉しないサイドフロー型CPUクーラー

~ハイエンド製品の冷却技術を導入

「M9」シリーズ

 株式会社ディラックは、CRYORIGのサイドフロー型CPUクーラー「M9i」および「M9a」を発売した。価格はオープンプライスで、前者はIntel向け、後者はAMD向けとなり、両製品とも税別店頭予想価格は3,990円前後の見込み。

 ミドルレンジクラスの製品で、ヒートシンクの厚みをファン搭載状態で87mmとし、メモリへの干渉を防ぐデザインを採用。高さも130mm以内に抑えられ、小型ケースでの装着を考慮した作りとなっている。

 吸気部のフィン密度を工夫し、エアフローを加速させるというCRYORIG独自の「Jet Fin Acceleration System」を採用しており、ハイエンドクーラー並みの冷却性能を実現した。ヒートシンクの材質はニッケルメッキ銅製で、6mm径のヒートパイプを3本配している。

 また、CRYORIGの特徴であるCPUの付けやすさを実現する「Quick Mounting System」に対応しているのも特徴。グリスの塗布、クーラー取り付け、バックプレート取り付け、ネジで固定という数ステップでクーラーを装着できるとしている。

 対応ソケットは、Intel向けのM9iがLGA1150/1151/1155/1156、AMD向けのM9aはAM2(+)/AM3(+)/FM1/FM2(+)。対応可能なCPUのTDPは120Wまで。

 ファンを含めた本体サイズ/重量は102×87×124.6mm(幅×奥行き×高さ)/425g。

 ファンの主な仕様は、サイズが92×25.4×92mm(同)、重量は80g、回転数600~2,200rpm、騒音値は最大26.4dB、風量は最大48.4CFM。

側面
背面
上面
パッケージ一式
Mini-ITXマザーボードへの装着時のイメージ

(中村 真司)