ニュース

アーク情報システム、RAW画像に対応したデータ復元ソフト

HD革命/FileRecovery Ver.3の起動画面

 株式会社アーク情報システムは、主要6カメラメーカーのRAWファイル形式に対応したデータ復元ソフト「HD革命/FileRecovery Ver.3」を5日に発売する。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1で、近日発売予定のWindows 10への対応保証も謳う。

 税別価格は、Standardの通常版が4,700円、アカデミック/ダウンロード版が3,700円、Professionalの通常版が7,600円、アカデミック/ダウンロード版が6,000円。

 誤って削除したデータやフォーマットしたパーティション、破損したデータなどを復元できるソフト。ファイルシステムが破損している状態で直接ファイルをスキャンする機能において、対応するファイル形式が増え、PEF(ペンタックス)/NEF(ニコン)/CR2(キヤノン)/DNG(リコー)/ARW(ソニー)/MRW(コニカミノルタ)という6種類のRAWファイルを復元できるようになった。

 また、AdobeのPSD(Photoshop)、INDD(InDesing)、AI(Illustrator)形式、ジャストシステムのJTD(一太郎)、JHD(花子)、MicrosoftのVSD(Visio)およびPUB(Publisher)のファイル復元にも対応し、高い復元率を実現。スキャン時のプログラムを見直し、PNGやOffice形式のスキャン速度が向上した。

 Professional版ではこれらの復元機能に加えて、パーティション修復ツールや、Windows PE起動用ディスク作成による、OS本体が起動しない場合のファイル救出ツール、Linuxベースの復元ツール(ただし機能はVer.2ベース)を備える。

(劉 尭)