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MSI、世界初のUSB 3.1対応AMDマザーボード
～Socket AM3+、しかも白黒の“Krait Edition”
（2015/3/28 06:00）
台湾MSIは25日(現地時間)、AMD向けマザーボードとしては世界初となるUSB 3.1対応を果たした「970A SLI Krait Edition」を発表した。日本国内でも発売する予定があるという。
MSIはUSB 3.1を搭載したIntel Z97マザーボードとIntel X99マザーボードを立て続けに発表したが、今回はそれをいきなりAMDのマザーボード、しかもSocket AM3+で搭載してきた。AMDは最近Socket FM2+/AM1のAPUの普及に力を入れており、ハイエンド向けのSocket AM3+は進展しなかったのだが、ここに来て選択肢が増えた格好だ。
さらにMSIは今回、この970A SLIを黒ベース+白アクセントのモノトーンが特徴の「Krait Edition」シリーズとして投入。AMDでテーマ性を持ったPCを自作したいユーザーにとって、待望のラインナップと言えるだろう。
最新の独自技術も取り入れており、独自品質基準「ミリタリークラス 4」準拠の部品選別、オーディオ信号を別の信号と分離させたPCB、オーディオ向けコンデンサの採用、自動オーバークロック機能「OC GENIE 4」、GUIベースで操作できる「CLICK BIOS 4」、高速OS起動「FAST BOOT」などを採用。ユーティリティ類も一新されている。
主な仕様は、チップセットがAMD 970+SB950、ソケットがSocket AM3+、対応CPUがFX/Phenom II/Athlon II/Sempronシリーズ、対応メモリはDDR3で、速度は最大2,133MHz(オーバークロック)、スロットが4基、最大容量は32GB。拡張スロットはPCI Express x16(2.0)×2、同x1×2、PCI×2。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×6。
バックパネルインターフェイスは、USB 3.1×2、USB 2.0×6、Gigabit Ethernet、PS/2×2、音声入出力を備える。フロントパネル用のピンヘッダとして、USB 3.0 2基分とUSB 2.0 6基分を備えている。フォームファクタはATX。
製品名から分かる通り、AMD CrossFireに加えて、NVIDIA SLIをサポートする。