ニュース

ASRock、10GbEを2ポート搭載したX99マザー

~実売10万円超

X99 WS-E/10G

 マスタードシード株式会社は、ASRockのワークステーション向けIntel X99搭載マザーボード「X99 WS-E/10G」を27日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は106,000円前後の見込み。

 10Gbps転送に対応した10Gigabit Ethernet(10GbE)を2ポート備えた、ワークステーション向けのマザーボード。10GbEコントローラにはIntel X540を採用する。これに加えてIntel I210-ATも備えており、Gigabit Ethernetを2ポート搭載。4ポートを組み合わせてチーミング構成とすることができる。

 PLX製の「PEX8747」PCI Express 3.0対応ブリッジを2つ搭載し、7本のPCI Express x16(3.0)スロットを備える。これにより4-way CrossFireおよび4-way SLIをすべてフルスペックで接続可能。

 このほか、8本のDDR4メモリスロット、SATA Express、PCI Express 2.0 x4接続のM.2スロットなどを搭載。独自の設計思想「Super Alloy Technology」に準拠し、60A対応のチョークコイル、Ultra Dual-N MOSFET、12Kプラチナコンデンサを採用。サファイアブラックの8層基板やXXLアルミ合金ヒートシンクも特徴としている。

 ソケットはLGA2011-v3で、Haswell-E/EPアーキテクチャのCore i7およびXeonに対応。メモリクロックは最大3,200MHzまで対応し、Xeon搭載時はECCメモリも対応する。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×12(うち2基はSATA Express兼用)。

 バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×4、eSATA、10GbE×2、GbE×2、音声入出力を備える。

(劉 尭)