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ドスパラ、ゲーミングPCを体験できるショールーム「GALLERIA Lounge」をオープン
~ハイスペックPCを使ったゲームタイトルの試遊やBTOの購入相談も受付
(2015/2/26 19:41)
株式会社ドスパラは、ゲーミングPCブランド「GALLERIA」シリーズのショールーム「GALLERIA Lounge」を2月27日にオープンする。所在地は東京都千代田区外神田1-11-4 ミツワビル1階。旧ドスパラモバイル館として店舗営業していたスペースを、ショールームとしてリニューアルした。
GALLERIA Loungeは、GALLERIAシリーズを中心にBTO PCの展示を行なう同社初の常設ショールーム。PC初心者や、ナショナルブランドのPCを購入してゲームをプレイしているライトユーザーを主な対象とし、ゲーミングPCとしてのGALLERIAの性能やこだわりを実際に体験できる環境を提供する目的で設置した。5名前後のスタッフが常駐する。営業時間は11~20時。
店舗とは異なりPCの在庫は用意していないが、PCの購入相談などは受け付けており、スタッフと相談しながら同社のWebサイト上でBTO PCを組んで注文することが可能。決済も行なえる。
1階では現行のGALLERIAブランドがラインナップしているすべてのデスクトップおよびノートPCを展示。地下1階ではゲーム推奨モデルを展示し、PCゲームタイトルの試遊を行なえる。来場者に自宅PCとゲーミングPCの性能の違いを体験してもらうことで、GALLERIAブランドの訴求と同時にBTOの認知向上を図る。
BTO(Build to Order)の認知が課題
同社が26日に開催した発表会では、株式会社サードウェーブデジノス マーケティング本部長の升淳氏が登壇し、ショールーム紹介と設置の背景について説明した。
同社が独自に実施している市場調査によると、ゲームのプレイを目的としてPCを購入したユーザーは全PC購入者の8.9%で、そのうちBTO PCの購入者はわずか1.5%であることが分かった。
「BTOでPCを購入しなかったユーザーにその理由を聞いたところ、特に製品やサービスが劣っているというわけではなく、そもそもBTOの存在を知らなかったという回答が大勢を占めていました。そのような経緯もあり、当社では近年より、BTO PCとGALLERIAブランドの認知向上を図る取り組みを続けています」(升氏)。
また、ショールームを設置した背景については「当社はかつて、ベルサール秋葉原においてPCゲームの大型イベント『秋葉原PCゲームフェスタ』を6回に渡り主催していました。イベントの延べ来場者数は約12万人に達しましたが、そういった場での訴求だけではまだ足りないと認識しています。そうした背景もあって、今回、常設ショールームの設置に踏み切りました」と説明した。
声優の野水伊織さんが登壇。「普通のPCとゲーミングPCの違いを実感しました」
発表会ではゲストとして、声優の野水伊織さんが登場した。普段あまりゲームをプレイしないという野水さんだが、今回、GALLERIA Loungeで実際にゲーミングPCに触れてみると、自宅にあるPCとははっきりと違うことがわかったという。
「ゲーミングPCという言葉だけは聞いたことがありましたが、機械に疎いもので、PCを実際に見に行って触ってみるということまではしていませんでした。今回、初めてゲーミングPCを使ってみたのですが、自宅でゲームを立ち上げたときとは画面の綺麗さも全く違っていて、思わずやり込んでしまいたくなりました。GALLERIA LoungeにはPCについてまだよく分からないという方に対しても相談窓口があるということなので、PCで本格的にゲームをやりたくなったら、私も来たいと思います」(野水さん)。
同席していた升氏は、ゲーミングPCの立ち位置について下のように話している。
「現代のPCゲームに関しては、グラフィックの美しさやストーリーの面白さを不足なく楽しむことを追求すると、それなりのスペックが必要になります。普段から、GALLERIAを通してそのお手伝いができればいいなと思って仕事をしています」。
GALLERIA Loungeでは今後、PCゲームタイトルとのコラボやイベントなども積極的に実施していくとのこと。