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コレガ、シリアルデバイスをネットワーク化するアダプタ
(2014/10/10 14:27)
株式会社コレガは、シリアルポート(RS-232C)接続のデバイスをネットワーク化し、ネットワーク上のPCから利用できるようにするアダプタ「CG-SCWL201」を10月中旬に発売する。価格は31,752円。
シリアルポート接続の計測器やラベルプリンタ、産業用ディスプレイ、医療機器などを無線LANまたは有線LANでネットワーク化できるアダプタ。専用ソフトウェア「CG Device Link for Serial」(無償)をダウンロードし、PCからリモートでCG-SCWL201のシリアルポートに接続したデバイスにアクセスできる。別のユーザーが使用中の機器にアクセスした場合、切断要求のメッセージを送信できる。
機能面では、PCのCOMポートの動作をネットワーク通信に仮想化する「Serial Port Emulation Mode」、PCを利用せずにシリアルポートのデバイス機器間の通信を直接行なう「eCable Mode」を搭載。
また、TCP/IP通信上でシリアルポートのデータを透過的に送受信し、TCP Socket APIを使用するアプリケーションから直接デバイスと通信できる「Raw TCP Connection Mode」、PCのアプリケーションからUDPを用いてネットワーク上の全てまたはグループ設定されたデバイスサーバーに対し、同一のシリアルデータを一斉送信できる「UDP Multicast Mode」を備える。
デバイスとの通信速度は最大921.6kbpsをサポート。有線LANはEthernet、無線LANはIEEE 802.11b/g。無線LANはWEP/WPA/WPA2による暗号化やIEEE 802.1x認証に対応する。
本体サイズは125.8×75.2×24.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は335g。ACアダプタで駆動する。