ニュース

アドビ、編集の自動化機能を充実させた「Elements 13」

 アドビシステムズ株式会社は24日、個人向け写真編集/動画編集ソフトの最新版となる「Adobe Photoshop Elements 13」と「Adobe Premiere Elements 13」を発売した。

 今回のバージョンアップでは、好みの結果を得るために要する時間を短縮するため、完成度が高い写真を作成するプロセスの自動化や、手順を案内する開発ツールに重点を置いて機能強化が行なわれたと言う。対応OSは両ソフトとも、Windows 7以降およびMac OS X 10.8以降。

 写真編集ソフトのPhotoshop Elements 13は、範囲選択ツールの強化や、写真の切り抜き/合成時にカラーや明るさなどを微調整する機能、お勧めの構図を4種類提案する“切り抜き候補”機能などを装備。Facebookのプロフィールとカバー写真を一体化したようなレイアウトの写真を作成する機能も備える。

 動画編集ソフトのPremiere Elements 13は、素材を指定するだけで結婚式や誕生日向けの動画を作成する“ビデオストーリー”機能や、お気に入りのシーンだけを使ったショートムービーの作成機能などを搭載。手ぶれ補正機能も強化された。

 製品は単体の通常版と両ソフトのセットパッケージを提供。それぞれに乗り換え・アップグレード版が用意されるほか、セットパッケージにはアカデミック版も提供される。ラインナップと直販価格は下記の通り。

Adobe Photoshop Elements 13 & Adobe Premiere Elements 13 日本語版
製品版:19,800円
乗り換え・アップグレード版:14,800円
学生・教職員個人版:9,800円
Adobe Photoshop Elements 13 日本語版
製品版:13,800円
乗り換え・アップグレード版:9,800円
Adobe Premiere Elements 13 日本語版
製品版:13,800円
乗り換え・アップグレード版:9,800円

(多和田 新也)