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NEC PC、さらに深掘りして情報収集できる「My Time Line」新バージョン

~Facebookのタイムラインも統合

 NECパーソナルコンピュータ株式会社は24日、Windows 8.1対応の情報収集アプリ「My Time Line」を“バージョン2.3”へアップデート。Windowsストアで公開した。利用は無料。

 ユーザーの行動を学習して興味がありそうな情報をパーソナライズしたり、TwitterでRetweetが多い情報を表示できるニュースアプリで、新バージョンでは興味ある情報をより深掘りできる機能や、Facebookのタイムラインとの連携機能を搭載したのが主な変更点。

 コンテンツプロバイダから配信されるニュースのテキストを解析し、同一トピックスの記事をまとめる機能を搭載。1つのトピックスに対して複数の記事を取得した場合には、1つのトピックスにまとめられ記事数が表示される。そこをクリックすると、各コンテンツプロバイダからの情報を参照でき、ニュースを横断的な収集もやりやすくなった。

 また、My Time Lineのメイン画面には、画面の左側にカテゴリを表す“リボン”と呼ばれるUIを備えるが、任意のキーワードを抽出条件としたリボンを作成できるようになり、興味がある情報だけを収集できる。さらに、地域や表示するカテゴリの指定だけでなく、ユーザーの世代や性別をプロフィールとして設定し、この情報もニュースの抽出に利用する。

 情報の深掘りを行なうための機能として、表示されたニュースの中から、気になるキーワードをなぞって選択し、Bing検索やWikipedia検索などへ直接引き渡す機能も搭載されている。

 Facebookアカウントを登録することで、各コンテンツプロバイダからの情報と同じようにFacebookのタイムラインの情報も収集できるほか、いいね!やコメント、お知らせの確認などの操作も行なえる。

 複数台のPC/タブレットでMy Time Lineを利用する際の同期機能も搭載。片側のPC/タブレットでPINコードを発行し、もう一方のPC/タブレットにそのPINコードを入力することで、クリップした記事や未読/既読情報、興味のあるニュースの情報などを同期できる。

(多和田 新也)