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Corsair、ファン回転や温度の自律制御技術「Corsair Link」対応の小型ユニット

「Commander Mini」

 米Corsairは19日(現地時間)、複数箇所の温度監視やファンの回転制御をソフトウェア上から行なえる「Corsair Link」に対応した小型ユニット「Commander Mini」を発売した。価格は59.99ドル。

 Corsair Linkは、Windows 7以降に対応する「Corsair Link Dashboard」を用いて複数箇所の温度を監視したり、ファンの制御を行なったりできるもので、3.5インチベイに搭載するユニットは国内でも2012年に発売されている。Corsair Linkに対応したクーラーは、専用端子へ接続することで自動制御させることもできる。

  従来のCorsair Linkは、Corsair Linkのメインユニットに、ファンや温度センサーを接続するユニット、LEDを制御するユニットなどをCorsair Linkの専用インターフェイスを介して接続するものだったが、Commander Miniは本体のみに機能を集約し、小型化した。

 PCとのインターフェイスはUSB 2.0で、マザーボード上のヘッダピンへ接続する。電源はSATA電源を利用。

 温度センサー×4、ファン×6、Corsair Link対応製品×4、LED×1を取り付け可能で、3本のファン接続用延長ケーブル、4個の温度センサー、Corsair Linkケーブルが付属する。LEDは発光パターンをDashboardから制御できるものとなるが、専用のLEDケーブル「RGBstrip」が別途必要(国内では単体販売されていない)。

 本体サイズは145×58.9×13.5mm(幅×奥行き×高さ)。

(多和田 新也)