ニュース
PFU、世界最軽量のバッテリ内蔵Wi-Fi接続ドキュメントスキャナ
（2014/6/10 10:00）
- 6月20日 発売
- 価格:オープンプライス
株式会社PFUは、バッテリを内蔵した無線LAN(Wi-Fi)接続対応A4ドキュメントスキャナとして世界最軽量を謳う「ScanSnap iX100」を6月20日に発売する。受注は10日より開始した。価格はオープンプライスで、直販価格は22,800円。
同社製品の従来製品では、USBバスパワーで動作する「SnanSnap S1100」が小型/軽量モデルとしてラインナップされてきたが、新たにバッテリと無線LANを内蔵。本体サイズ273×47.5×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量400gと、S1100に比べると若干重量が増している(S1100は350g)が、バッテリと無線LANを内蔵するA4スキャナとして世界最軽量を謳う。
バッテリは容量720mAhのリチウムイオンで、A4カラー片面で260枚をスキャンを可能。充電はUSB経由となる。
無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応。ルーターなどへ接続するクライアントデバイスとして動作するほか、本製品自体がアクセスポイントとなって、ほかのデバイスを直接接続させることもできる。無線LAN接続はWPSにも対応するほか、ビジネス用途を想定してIEEE 802.1X認証もサポートする。このほか、USB 2.0接続での利用も可能。
スキャンは片面読み取りで、1枚あたり5.2秒で読み取りが可能。S1100の1枚あたり7.5秒から高速化している。解像度は最大600dpi。センサー方式はCIS。対応用紙サイズはA4/A5/A6/B5/B6、はがき、名刺、レター、リーガルなどで、キャリアシート(別売り)を用いることでA3/B4、11×17インチ用紙、写真の読み取りにも対応する。
シートフィーダは、用紙を手前側から挿入するが、排出ガイドを立てることで上部に排紙する方法と、後方へ排紙する方法の2種類の搬送方式を選べる。また、レシートや名刺など、異なるサイズの小さな用紙を2枚並べて同時にスキャンしても、別の用紙として認識できる「デュアルスキャン」機能にも対応する。
【お詫びと訂正】初出時、スキャン解像度に誤りがありましたので該当箇所を修正いたしました。正しくは600dpiとなります。お詫びして訂正いたします。
対応OSはWindows Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.7以降。アプリケーションは、ほかのScanSnapシリーズでも利用されているドライバソフト「ScanSnap Manager」とPDF/JPEG管理ソフト「ScanSnap Organizer」が付属。また、OCRソフト「ABBEY Fine Reader for ScanSnap」、ECM連携ソフト「Scan to Microsoft SharePoint」(Windowsのみ)、家計簿ソフト「やさしく家計簿エントリー2 for ScanSnap」(Windowsのみ)、名刺管理ソフト「CardMinder」をダウンロードして利用できる。
スマートフォン、タブレットからの読み取りには「ScanSnap Connect Application」を使用。iOS、Android向けが各アプリストアから、WindowsとMac用が同社Webサイトからダウンロードできる。
また、2014年12月末販売分までの期間限定で、「Evernote Premium(3カ月版)」を付属する。
