富士通、個人向けPC「FMV」でSNSを利用したユーザー対応

　富士通株式会社は6日、個人向けPC「FMV」シリーズのコンタクトセンターシステムを刷新し、運用を開始したと発表した。

　新コンタクトセンターシステムでは、SNSを利用したユーザー対応を行なうために、自社でオンプレミスの業務系システムを新たに開発し、株式会社セールスフォース・ドットコムのSNSと顧客情報に連携させるためのクラウドサービスと接続した。

　これにより、FMVシリーズについてのSNSからのつぶやきや疑問に対し、顧客データーベースと照らし合わせ、ユーザーごとの利用シーンに則した提案に繋げるなど、サポートとサービスの向上を目指す。

　ユーザーの個人情報や問い合わせ内容などはすべて富士通側で暗号化して保存/管理され、高いセキュリティ性を実現。また、セールスフォースのデータセンター間とは専用線を通して接続し、安全性を高めた。