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BRULE、無線LAN対応の小型3Dプリンタ「MakerBot Replicator Mini」を国内発売

~造形状況を確認できるカメラも内蔵

「MakerBot Replicator Mini」
発売中

直販価格:189,800円

 BRULEは4日、無線LANを内蔵する米MakerBotのコンシューマ向け小型3Dプリンタ「Replicator Mini」の国内販売を開始した。直販価格は189,900円。

 1月に米ラスベガスで開催されたInternational CESにおいて披露された新モデルで、310×295×381mm(幅×奥行き×高さ)と、3Dプリンタとしては小型サイズなのが特徴。本体の重量は8kg。造形サイズは100×100×125mm(同)。印刷(造形)は、データを転送し、本体のボタンを1回押すだけで実行可能。

 本体の内部設計は国内発売済みの第5世代Replicatorに基づいており、フィラメントの交換が容易で、無くなった場合などにユーザーへ通知する機能を持つ「Smart Extruder」を搭載。320×240ドット対応の内蔵のカメラで印刷(造形)中の状況を視認することもできる。

 造形材料はPLA。フィラメント径は1.75mm。最小積層ピッチは0.2mm。ノズル径は0.4mm。水平方向の位置合わせ精度は11μm、垂直方向の位置合わせ精度は2.5μm。

 データ転送用のインターフェイスはUSB。無線LANも内蔵しており、対応アプリケーションを近日提供予定。アプリケーションは、Windows 7以降、Mac OS X 10.7以降、Lunux対応の「Makerbot Desktop」のほか、Android/iOS用のアプリ「Makerbot Mobile」も提供されている。STL、OBJ、Thing、Makerbotの各データフォーマットに対応する。

(多和田 新也)