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GIGABYTE、新しい赤いG1シリーズマザーボードを準備中
(2014/3/29 06:00)
イギリスGIGABYTEのブログにて、まもなく登場予定とされるマザーボードのティザーが公開されている。
ブログのタイトル名は「Who Says You Shouldn't Turn on the Red Light?」となっており、マザーボードのサウンド回路分離帯のラインが赤く光っているのが分かる。また、ヒートシンクの一部と見られる部分に「G1」の文字が見え、同社のゲーミングラインナップに属する製品と見られる。
写真からの推測だが、拡張スロットのシルク印刷は上から順にPCI Express x16、x1、x8、x1、x16、x1、x8となっており、少なくとも4基あるPCI Express x16形状のスロットはx8×4で動作できそうである。CPU側にPCI Expressを16レーンしか持たないSocket FM2+プラットフォームである可能性は低い。
つまり、Intel X79 Expressチップセットか、AMD 990FXチップセット、そしてIntel Z87 Express搭載の「G1.Sniper 5」の後継のいずれかとなるわけだが、写真左端ではVRMヒートシンクの一部と見られるものが写っており、CPUソケットの両端にメモリスロットを配置しなければならないIntel X79 Expressの可能性も低そうだ。
というわけで、このマザーボードはSocket AM3+の990FXチップセットか、もしくはG1.Sniper 5の後継、次期Devil's Canyon対応とされる9シリーズチップセットを採用した製品である可能性が高い。シルク印刷ではKiller E2200やデュアルBIOSの搭載などの搭載が明らかとなっており、ハイエンドラインナップと見て間違いないだろう。
AMDの2014年ロードマップには、Socket AM3+で新しいCPUはリリースされないことになっているが、競合のASRockも1月に「Fatal1ty 990FX Killer」を投入するなど、Socket AM3+プラットフォームについては、各社が“リブート”を計画するような動きも見られる。ともすれば990FX搭載を期待したいところだが、時期的に9シリーズである可能性もある。GIGABYTEは詳細について順次公開していくとしている。
【8:00加筆】既存のG1.Sniper 5がPCI Express x16×4だったため、次期チップセットの可能性加え修正しました。