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ジャパンディスプレイ、538ppiのWQHD対応5.5型液晶モジュールを量産

3月27日 発表

 株式会社ジャパンディスプレイは27日、2,560×1,440ドット(WQHD)対応の5.5型液晶モジュールの量産体制が整ったと発表した。4月より出荷を開始する。

 モバイル端末向けに開発された高解像度の液晶ディスプレイ。精細度は538ppiで世界最高水準だという。低温ポリシリコン技術の進歩によって画素の開口率を高め、透過率を高く、消費電力を低くしたほか、従来のフルHD液晶モジュールと同等の薄さ、サイズにできたとする。この製品だけでなく、複数のWQHD製品を量産予定としている。

 主な仕様は、画面サイズが5.46型、解像度がWQHD、コントラスト比が1,000:1、輝度が450cd/平方m、視野角が上下/左右ともに160度以上。色再現域はNTSC比70%。本体サイズは70.94×1.35×128.26mm(幅×奥行き×高さ)。

(山田 幸治)