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Dell、3GB/secのSamsung製NVMe SSDを業界で初めて採用

2013年7月に披露された開発中の「XS1715」
3月25日(米国時間) 発表

 韓国Samsung Electronicsは25日(米国時間)、同社の「NVMe PCIe SSD」が、米Dellのラックマウントサーバー「PowerEdge R920」に採用されたことを発表した。NVMe PCIe SSDの市場投入は業界初としている。

 NVMe(NVM Express)はPCIe(PCI Express)接続のSSDを想定したホストインターフェイスの新規格で、採用製品の開発を2013年7月に発表していた(関連記事参照)。DellのPowerEdge R920へは、1.6TBのNVMe+PCIe接続SSDが採用されており、関連記事にもあるサーバー向けのNVMe+PCIe接続の2.5インチSSD「XS1715」が採用されたものと見られる。

 同SSDはインターフェイスにPCI Express 3.0のSFF-8639コネクタを採用。シーケンシャルリードで3GB/sec、ランダムリード最大750,000IOPSの性能を持ち、12Gbps SAS対応のSSDに比べて3倍速いと訴求。さらに、1W当たりのIOPSも25%良好であるとしている。

(多和田 新也)