Lenovo、GoogleからMotorola Mobilityのスマートフォン事業を買収

　米GoogleとLenovoは29日(現地時間)、LenovoがGoogleからMotorola Mobilityのスマートフォン事業を買収することで合意したと発表した。買収額は29億1千万ドル。

　この買収により、LenovoはMotorolaブランドとMotorola Mobilityのスマートフォンポートフォリオを手に入れる。また、LenovoはMotorola Mobilityの2,000以上の特許資産を得るが、Motorola Mobilityの持つ特許ポートフォリオの大多数については、Googleが維持し、LenovoはGoogleからライセンスを受けて利用することになる。

　Googleは2011年にMotorola Mobilityを125億ドルで買収。しかし、以降も「Nexus」シリーズではASUSやLGなどの製品を採用していた。

　Lenovoは、PC事業で堅調な成長を続け、2013年第2四半期にHPを抜いてPCシェア世界1位となった。以降も「PC+」戦略に基づき事業の拡大を積極的に行なっており、1週間前にもIBMからサーバー事業を買収したばかり。