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AMD、同社初のARMアーキテクチャプロセッサ「Opteron A1100」
~予定通り今四半期中にサンプル出荷を開始
(2014/1/29 12:15)
米AMDは28日(米国時間)、かねてより「Seattle」の開発コードネームで計画していた同社初のARMアーキテクチャプロセッサ「Opteron A1100」を発表した。スケジュールは従来からアナウンスされていた通りで、2014年第1四半期にサンプル出荷、同第2四半期に量産提供を開始する。
Opteron A1100(Seattle)はスモールコアサーバー向けSoC「Opteron X」シリーズの後継として投入が予定されていたもので、データセンターなどスケールアウト型ワークロード向けサーバーに本製品を訴求していく。
64bitのARMv8アーキテクチャを採用するSoC。第2四半期のリリース時には4コアまたは8コアのCortex-A57のモデルが提供される。共有L2キャッシュは最大4MB、共有L3キャッシュは8MB。セキュリティ機能の「TrustZone」や、暗号化やデータ圧縮用のコプロセッサを備える。
メモリは最大128GBのDDR3およびDDR4に対応し、UnbufferedまたはRegistered SO-DIMMを使用可能。ECCもサポート。転送速度は最大1,866MT/sec。このほか、8レーンのPCI Express 3.0、2ポートの10Gigabit Ethernet、8ポートのSATA 6Gbpsインターフェイスなどを統合する。
また、公式Twitterアカウントでは開発キットの写真も公開されている。microATXフォームファクタに準拠したもので、Opteron A1100、メモリスロット×4、PCI Express x8またはx4×2、SATA×8などを搭載。UEFIブートが可能なシステムとなっている。