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Windows 8とWindows Phone 8にFacebookログインAPIが実装

11月14日(現地時間)発表

 米Microsoftは14日(現地時間)、Windows 8/8.1およびWindows Phone 8にFacebookログインAPIを実装すると発表した。同APIを利用することで、各アプリがFacebookのアカウントでユーザー登録/認証を行なうことができるようになる。

 現在、多くのアプリは独自にユーザー登録/認証を行なうが、この場合、パスワードを忘れたり、新たな登録を嫌い、アプリを使わないという障壁になることがある。FacebookログインAPIを使うと、デバイスに登録されたFacebook資格情報を利用するので、Facebookアカウントを所有しているユーザーは、他のWindowsストアアプリでも1クリックで登録/認証を行なうことができる。Facebookでは、この機能を使うことでコンバージョンレート(ユーザーがアプリを利用したり登録する割合)は70%を超えるとしている。

 また、認証以外に、ゲームのハイスコアなどをFacebookで共有したり、ソーシャルゲームの対戦相手を探したり、アプリ内の画面写真などをアップロードしたりということもできるようになる。

 すでに、FoursquareおよびAdobeなどが同機能を利用することを表明している。

 なお、Windows Phone 8については、現在ベータ版で、60日以内に正式版を提供する予定。また、Microsoftでは、従来通りMicrosoftアカウントに対しても100%コミットしていくとしている。

(若杉 紀彦)