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ブラザー、無線LAN内蔵の低価格ドキュメントスキャナ
(2013/10/2 15:17)
ブラザーは、ドキュメントスキャナ「ジャスティオ」シリーズの新製品として、無線LANを内蔵するコンパクトモデル「ADS-1500W」、「ADS-1000W」を11月上旬より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は順に35,000円前後、30,000円前後の見込み。
同社のADF付きドキュメントスキャナとして、本体サイズが285×103×84mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトな製品。IEEE 802.11b/g/n無線LANを内蔵し、iOS/Androidの専用アプリ「Brother iPrint&Scan」(無料)を使ってスマートフォンにスキャンを取り込める。
対応OSはWindows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.6.8以降。インターフェイスはUSB 2.0と無線LAN。ドライバはTWAIN、WindowsはISISとWIAもサポート。Windows用PDFユーティリティ「Nuance PDF Converter Professional 7」が付属する。
光学解像度は600×600dpi、最大1,200×1,200dpiまでソフトウェア補間できる。カラー階調は入力30bit、出力24bit。センサーはデュアルCISで両面同時読み取りをサポートする。A4用紙や名刺などに対応するほか、背面に免許証やクレジットカードなどを読み取れる「カードスキャンスロット」を備える。ADFは20枚まで。
上位のADS-1500Wは、クラウドサービスに対応し、スキャン速度もADS-1000Wより速い。クラウドサービスでWordやExcelなどに変換する「スキャン to Office文書」や、「スキャン to Eメール送信」、「スキャン to ネットワークファイル」、「簡単Eメール送信」、「手書きトリミングスキャン」などの機能に対応。また、2.7型のカラータッチパネル液晶を備える。
スキャン速度は300dpiまでが18枚(36面)/分、600dpiではカラー5枚/モノクロ9枚になる。重量は1.6kg。
ADS-1000Wは、クラウドサービスが無く先述の機能が使えず、液晶を装備しないシンプルなモデル。スキャン速度は300dpiまでが16枚(32面)/分、600dpi時はカラー5枚/モノクロ9枚。重量は1.5kg。