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IDT、DDR4 LRDIMM用のチップセットを供給開始

2月1日 発売

 米Integrated Device Technology(IDT)は1日、DDR4 LRDIMM用チップセットの供給を始めることを発表した。現在は特定顧客にのみサンプル出荷中。

 製品化に向けての取り組みが活発化しているDDR4製品のうち、サーバーなどでの利用が想定されるメモリモジュール「DDR4 LRDIMM」に対応したチップセット。LRDIMMは、アドレスやコマンドだけではなく、データもバッファリングするのが特徴のモジュールとなる。

 今回の発表では、DDR4データバッファ「4DB0124」を発表。IDTでは2012年9月にDDR4レジスタ「4RCD0124」を発表しており、この2つをチップセットとして組み合わせることで、LRDIMMにおけるコマンド、アドレス、クロック、データ信号の全てをバッファリングできるようになる。

 4DB0124と4RC0134は現在、エコシステム参加企業による評価が行なわれているとしている。

(多和田 新也)