エプソン、IvyBridge搭載の直販専用PC「Endeavor S TY1100S」

「Endeavor TY1100S」

5月初旬受注開始
直販価格:54,810円~



 エプソンは、第3世代Core i5/i7対応のスリムデスクトップPC「Endeavor S TY1100S」の受注を5月初旬に開始する。最小構成時の価格は54,810円。

 直販専用で、BTOの選択肢を限定することで価格を抑えた「Endeavor S」シリーズの製品。MR4300Eと同じ筐体を使用しているが、フロントパネルを専用にすることで差別化を図っている。

 機能面では、H77 Expressチップセットを搭載しており、80Plus Bronze(82%以上の効率)の300W電源を搭載している。ただし、コストを抑えるため、国際エナジースタープログラム Ver.5.0は取得していない。

 選択できるCPUは、3機種に限定されている。第3世代Core i対応となるのは、Core i5-3450(3.1GHz)とi7-3770(3.4GHz)の2機種。第2世代Core iのi3-2120(3.3GHz)も用意される。

 グラフィックス機能はCPU内蔵が標準だが、ビデオカードにGeForce GT 430(1GB)が追加できる。

 ストレージは1TB HDDと128GB SSDの2択。ISRTやRAIDは用意されない。メモリーはPC3-12800対応で、最大で8GBまで増設できる。また、BDドライブや3波デジタルTVチューナもBTOオプションに用意される。

 最小構成は、Core i3-2120(ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Home Premiumを搭載する。CPUをCore i5-3450にすると、組み合わせ価格が13,650円上昇する。

 インターフェイスはUSB 2.0×5、USB 3.0×4、IEEE 1394、Gigabit Ethernet、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、SDカード/メモリースティック対応カードリーダ、PS/2×2、音声入出力などを備える。増設スロットは、PCI Express x16/x4が各1、x1が各2でMR4300Eと同じ。

 本体サイズは98×417×368mm(幅×奥行き×高さ)とやや奥行きが深い。重量は約7.5kg(基本構成)。

(2012年 4月 24日)

[Reported by 伊達 浩二]