日立GST、7mm厚7,200rpmで500GBを実現した2.5インチHDD

「TravelStar Z7K500」

2月22日 発表



 日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は22日、7mm厚で7,200rpmの2.5インチHDD「TravelStar Z」シリーズに、最大容量500GBとなる「Z7K500」シリーズを追加した。量産出荷は3月の予定。

 2010年6月に発表された7mm厚7,200rpm製品の第2世代となるもので、インターフェイスがSATA 3Gbpsから同6Gbpsに、バッファ容量が16MBから32MBになったほか、従来は容量が160/250/320GBだったが、250/320/500GBになり、最大容量が増加した。コネクタは従来の9.5mm厚品と共通で、同社では小容量/高速SSDとの組み合わせによる、Ultrabookへの搭載を想定している。

 平均シーク時間は13ms、最大データ転送速度は1,369Mbps。低電力アイドル時の消費電力は0.8W、パフォーマンスアイドル時の省電力は1.7W。騒音はアイドル時23dBA、シーク時24dBA。

 本体サイズは70×100×7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は95g。

(2012年 2月 22日)

[Reported by 若杉 紀彦]