LG、裸眼3D立体視対応の25型液晶ディスプレイ

D2500N-PN

2月下旬 発売
価格:オープンプライス



 LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、視差バリア方式を採用し、裸眼による3D立体視に対応した25型ワイド液晶ディスプレイ「D2500N-PN」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後の見込み。

 視差バリアを通して、右目用と左名用のイメージを分離することで、裸眼による3D立体視が可能なモデル。アメリカの試験認証機関「Underwriters Laboratories(UL)」の安全規格を取得した初めての裸眼3D立体視対応ディスプレイとなる。

 ヘッドトラッキング専用のカメラを搭載し、視聴者の顔の位置をリアルタイムで追跡。視聴者の角度と距離を自動的に計算し、視差バリアをリアルタイムにコントロールすることで、視聴者の位置から見える3D立体視画像を最適化する。また、「3Dカラーエフェクト」機能を搭載し、ブラックレベルやコントラスト、シャープネスを高め、明るい3D立体視映像を実現するという。

 裸眼3D立体視は、付属ソフト「TriDef」をインストールし、3D変換を行なう必要がある。このため、Blu-ray 3Dなどのソフトの再生には非対応となっている。

 主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、表示色数が約1,670万色、応答速度が5ms、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大500万:1)、視野角が上下160度/左右170度(2D時)。

 インターフェイスはDVI-DとHDMIの2系統。カメラはUSB接続。スタンドは上20度/下5度のチルト、90度のスイベル、130mmの高さ調節が可能。本体サイズは594.3×259.7×444.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.2kg。

(2012年 2月 14日)

[Reported by 劉 尭]