Intel、第3四半期は35億ドルと過去最高の黒字

10月18日(現地時間) 発表



 米Intelは18日(現地時間)、2011年第3四半期(7月~9月)の決算を発表した。

 GAAP準拠の報告によれば、いずれの数値も過去最高を記録。売上高は前年同期比28%増の142億ドル、営業利益は同16%増の48億ドル、純利益は同17%増の35億ドル、1株あたりの利益は同25%増の65セントとなった。

 第3四半期は2桁成長のノートPC出荷台数が原動力となり、売上高は初めて140億ドルを超えた。PCクライアント事業本部の売上高は前年同期比22%増の94億ドル。また、データセンター分野でも堅調に推移し、同15%増の25億ドルを計上した。一方Atomプロセッサーとチップセットの売上高は2億6,900万ドルで、前年同期比で32%減となった。

 同社は第3四半期中に計1億8,600万株の普通株式を40億ドルで買い戻した。取締役会は自社株の買い戻し額を100億ドル追加する計画で承認している。この買い戻しを主目的に、50億ドルの普通社債を発行した。

(2011年 10月 19日)

[Reported by 劉 尭]