株式会社ナナオは、多機能スタンドとIPSパネルを採用した23型液晶ディスプレイ「FlexScan EV2335W」を10月3日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は39,800円。

　上30度のチルト、左右172度のスイベル、195mmの昇降、90度のピボットが可能なスタンドと、広視野角を持つIPSパネルを搭載した製品。周囲の明るさに応じてディスプレイの輝度を自動調節する「Auto EcoView」に加え、表示するコンテンツの明るさと外光の状態から最適な輝度で表示する「EcoView Optimizer」機能を搭載した。

　LEDバックライトの採用で、標準消費電力を16Wに抑えたほか、最低輝度を3cd/平方mまでに下げられる。さらに、輝度に応じた省電力の度合いを表示できる「EcoView Index」機能、ネットワーク上から省電力設定を一括操作できる「EcoView NET」に対応した。

　このほか、表示内容に合わせて「sRGB」、「Movie」、「Paper」の3つのモード、アスペクト比固定モードを搭載する。

　主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、最大表示色数が約1,677万色、応答速度が16ms(中間色は6ms)、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。オーバードライブ回路を搭載する。

　インターフェイスは、DisplayPort、DVI-D、ミニD-Sub15ピンの3系統。500mWのモノラルスピーカーを備える。本体サイズは547×245.5×360～518mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.7kg。