SteelSeriesは12日(ドイツ時間)、8ボタンのゲーミングマウス「Sensei」を発表した。全世界で9月より発売され、日本国内でも後日発売される予定。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、およびMac OS X。
Pentium 75MHzと同等の処理速度を持つという32bitのARMプロセッサを内蔵し、PCのリソースを消費することなく各種カスタマイズを実現したという。本体底面にLCDを備えており、多くの設定をマウス本体のみで行なえる「ExactTechセッティング」機能を備える。
解像度は1~5,700cpiの間で1単位でできるほか、解像度を倍増させる「ダブルCPI」モードにより、5,701~11,400cpiまでの設定が可能。また、マウス持ち上げたときにトラッキングを停止する高さを調節できる「ExactLift」、低速移動時にマウスの速度を自動的に低下させる「ExactAim」、逆に高速移動時に高速化させる「ExactAccel」などの機能を搭載する。
SteelSeriesの競技用マウスとして初めてイルミネーションを内蔵。ホイール、CPIインジケータ、ロゴにLEDを搭載し、すべての箇所の色を個別に1,680万色から選択できる。これらの設定はマクロも含めて本体内に5つのプロファイルとして保存し、切り替えて利用できる。
センサーは10.8メガピクセルを秒間12,000fpsで処理でき、150ipsの速度をサポート。本体は左右対称で、左サイドと右サイドにボタンを2基ずつ備える。本体サイズは68.3×125.5×38.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は102g。
なお、本製品のネーミングは以前のSteelSeries製マウス「Ikari」(怒)、「Xai」(才)などと同様、日本語の「先生」をインスパイアしたもの。欧米では格闘技や武道における師匠の敬称として用いられているといい、「皆の尊敬を集め、今まで不可能だった技を教えてくれる存在」として採用したという。
(2011年 8月 12日)
[Reported by 劉 尭]